おかげばなし批判 医診で不明の苦痛

神療法で簡単に治る

東京都N・Y

外面的には大した苦労もないようにみえておりました私も、体が弱かったため長い間人知れず悩み続けて来ました。俗にいう冷え性で、夜寝ましても氷のように冷めたい足は朝まで温まらず、夏でも真綿の腰ぶとんを離すことが出来ぬような体でございました。加うるに神経痛で腕や脚が痛み、また出産後には女の命取りとまで申されます乳腺炎に一再ならず悩まされ、病の重かった時は一日に四、五貫目の氷を使い果した日の幾日か打続き、飲み薬につけ薬などは三種類も用い、時間的に薬をとりかえる手数だけにでもどんなに煩雑な思いを致した事かわかりませんでした。それにも拘らず化膿する時の猛烈なる痛みは実に言語に絶するもので、当時を考えますとまったく身の毛もよだつ思いが致します。回復後も何となく健康すぐれず一時は人並に立働くことの出来ぬような体になってしまいました。

何とか丈夫になりたいものと名医の診察に時を惜まず歩きまわりました。然し診断の結果「あなたはどこも悪い処はない」とのみ申され誠に腑に落ちない気持にて空しく家路につくので御座いました。実際にどこも悪くないのなら、溌剌として立働く事が出来るはずなのに事実はまるで反対です。その後有名な注射も幾年となく続け、それにもあきたらず今度は灸療法にも専念致しましたが、大した効果もなく、大層困っておりました時、計らずも浄霊の事を親戚より話され、早速教修を受けさせていただきました。

始めのうちはただ夢みる心地にて過しておりましたが次々と浄化をいただき、そのたび毎に一歩一歩健康への前進にてただ今では幾十年来味った事のない真のよろこびに毎日を過させて頂いております。それのみならず長女の脚気も治して頂き、又腺病質にて一寸した事にも発熱し、まことに心配の種でございました次女などは、女学校時代に笑顔をみた事がないと学校の先生より問題にされた程の不健康な子供でしたが、今は明朗そのもののように明るくなり、また末子がやけどの時医師よりヒキツレは免れぬと宣告を受けましたのが跡かたもなく治して頂き、家族中数え切れぬ程御利益を頂いております。もしこの偉大なる御力にお縋りする事が出来なかったと致しましたら、今頃は次々と病の床に呻吟する悲惨なる状態で、家中の者がまったく暗黒の中にさまよいおる事と存じます。

その事を思います時、余りの有難さに何ともお礼の言葉もなくただ感涙に咽びいる次第でございます。この感謝感激の気持を一人でも多くの方々に味わって頂きたく専心布教におつとめ致し、御鴻恩の万分の一なりとお報い申上げたく存じております。拙き筆にてお礼の一端を述べさせて頂きました。

右の批判

右の患者は痛苦が治ってからも健康すぐれず、医診を受けると何所も悪い所はないと言われたが、患者自身は苦痛で働く事も出来ない。之はよくある話で苦痛があるのに悪い所がないといふのは理屈に合はない話であるが、正直にいえば医学では悪い個所が判らないといふべきが本当である。そのように医診で不明のままの幾十年来の難病が簡単に全治した神療法の効果たるや驚くべきであらう。

次に長女の脚気も次女の腺病質も医者からヒキツレは免れないと宣告された末子の火傷も全部治癒したといふのである。

(救世五十一号 昭和二十五年二月二十五日)