おかげばなし批判 医診で不明の苦痛

神療法で簡単に治る

(本文省略)

右の患者は痛苦が治ってからも健康すぐれず、医診を受けると何所も悪い所はないと言われたが、患者自身は苦痛で働く事も出来ない。之はよくある話で苦痛があるのに悪い所がないといふのは理屈に合はない話であるが、正直にいえば医学では悪い個所が判らないといふべきが本当である。そのように医診で不明のままの幾十年来の難病が簡単に全治した神療法の効果たるや驚くべきであらう。

次に長女の脚気も次女の腺病質も医者からヒキツレは免れないと宣告された末子の火傷も全部治癒したといふのである。

(救世五十一号 昭和二十五年二月二十五日)