おかげばなし批判 固め療法の無力さ

卅分の旅行で肺浸潤再発

兵庫県S・K

二年来の肺浸潤が二週間で治り、一カ月で飛んでも跳ねても疲れを知らぬ体になったこうした奇蹟を如実に体験させて頂き私はいま感謝の筆をとっています。

思い起せば昭和二二年一〇月中旬肺門淋巴腺炎を宣告され以来絶対安静、医師の毎日の診察は勿論カルシウム、ビタミンB1等の注射服薬等々近代医学で出来るだけの最善をつくしました。半年後その効みえてか三九度五分にも上った熱は追々平熱になり、病院の外への散歩が出来るようになりホッとしたのも束の間、医薬で固めに固めた体の哀れさ、三〇分の汽車旅行が祟り再発、今度は肺浸潤を宣告され私は再び絶望の床へ臥し注射と服薬で固める作用を飽きもせず繰返すの止むなき又一年を、この病を味わった人のみが知る精神的な焦躁と苦悩裏に過したのです。こうした時、フトした事から浄霊のことを知り誰れもが体験する様に疑い疑い姫路の教導所に通いN先生に御浄霊を頂きました。ところが初めの一週間は発熱、緑便、下痢、盗汗等々驚く程の浄化で不思議にその度毎に体の方は良くなり、二週間目の痔の出血を最後に浄化は了り、一カ月目には全く健康な人と変らぬ程の顔色と体になることが出来たのです。私はこの御利益に感謝感涙に咽ぶとともにこうした有難いお力を知らぬが故に無為にすごした一カ年半を思い、今後は微力ながらN先生に御指導頂いて不幸な人々に是非一時も早くこんな尊い力が我日本に既に現われている事をお知らせし、万分の一でも御恩報じをさして頂きたいと思うとともに未だに頭にこびりついている結核患者特有の虚無、厭世思想をも解消して希望ある明るい生活を送りたいと思います。以上謹んで御報告さして頂きます。

右の批判

二年間の肺浸潤が二週間で治り、一カ月後は如何に運動しても疲れを知らない程の健康になったよい例である。此患者は発病するや入院半カ年漸く外出が出来る程になった処三十分の汽車旅行で再発、肺浸潤と宣告されたという事は医療が固め療法である事を如実に物語っている。それから一年医療を続けたが治らず神療法によって一カ月で全治したのである。

(救世五十一号 昭和二十五年二月二十五日)