医学迷信の一例

現在、医学が如何に人々に根強く信じられているかは、今更言う迄もないが、右の御蔭話はその一例であって、こういう人はよくあるが、これは余りハッキリしているので、この文を添えたのである。世の中に迷信も数知れずあるが、恐らく医学迷信程人類一般に、力強く拡がったものはないであろう。しかもこれ程恐るべき迷信を、今日まで発見されないことは、全く二十世紀の謎といってもいい。とはいうものの最早本教によって発見され、理屈処か事実で示しつつあるのだから、いずれは世界中にわかる時の来るのは、絶対間違いないのであるから、安心はしているようなものの、その被害者を見る毎に胸の痛むのも辛いものである。

流産後の難病癒え再度産後の危機救わる

(本文省略)

(栄光百九十四号 昭和二十八年二月四日)