現在、医学が如何に人々に根強く信じられているかは、今更言う迄もないが、右の御蔭話はその一例であって、こういう人はよくあるが、これは余りハッキリしているので、この文を添えたのである。世の中に迷信も数知れずあるが、恐らく医学迷信程人類一般に、力強く拡がったものはないであろう。しかもこれ程恐るべき迷信を、今日まで発見されないことは、全く二十世紀の謎といってもいい。とはいうものの最早本教によって発見され、理屈処か事実で示しつつあるのだから、いずれは世界中にわかる時の来るのは、絶対間違いないのであるから、安心はしているようなものの、その被害者を見る毎に胸の痛むのも辛いものである。
流産後の難病癒え再度産後の危機救わる
福岡県 E・H
謹んで御守護賜わりました御礼を申し上げさせて戴きます。入信以来宏大無辺なる大御恵に浴し、御神徳を戴きながら、何の御酬いもできませず、誠に申訳ないことと存じております。
顧みますれば、昭和二三年八月に流産致しましたことが動機で、この有難い御道に御救い戴いたのでございます。流産後、健康恢復がはかばかしく行かず、下腹部に盃大の固結がありまして、丁度心臓の鼓動のように、ドキドキと固結の部が激しく動揺し、あおり立てられて、譬えようのない不快感がございました。又その上に、常に頭が重苦しく、貧血の為でございましょう、顔面蒼白にて眩暈さえ伴う状態になりましたので、起居に堪え兼ねて病床に臥す身となりました。医者に診て貰いますと「流産後の貧血だから無理せぬように」とのこと約三カ月の間、注射、服薬等、医者の言われる通り忠実に実行致しましたが、些かの効き目もない処か、益々、悪化の一路を辿るばかりでございました。臥床しております関係上、愈々衰弱は加わり、一日とて明るい日はなく、煩悶の日が続きました。
前途に望みを失った私は全く絶望状態に陥り、失望落胆致しておりましたところに、近親者より尊い御道の御話を承りましたので、早速支部の先生に御出張御願い申し上げて御浄霊を賜わりました。御浄霊戴いているうちに、今まで重苦しかった頭も非常に軽くなり下腹部のドキドキの鼓動も次第に穏やかにならして戴き、今までにない爽快な気持にならして戴きました。一回の御浄霊にて、愁雲は何処へやら、この時の快よさ嬉しさは、未だに忘れることができません。
只々一心に御縋り申し上げて、御救い戴きたい気持で一杯でございました。偉大なる御守護賜わりまして翌日は長い病床より起き出て、リヤカーに曳かれて御参詣させて戴くことができました。御蔭様にて五日目は徒歩で御参詣させて戴けるようになり、下腹部の固結も軟かくなりまして、殆ど溶解させて戴きました。流産後の難病も濡れ紙を剥ぐように一日一日とメキメキ快方に向い、僅か二週間の短時日に全快さして戴きまして、誠に有難うございました。
斯くも絶大なる御守護戴きながら、その後農事、家事に追われまして、申訳ないことでございますが、永い間支部への御参詣も御無礼勝でございました。
光陰は矢の如く過ぎ去り、昭和二六年七月二九日七男の分娩に際しましても御守護戴き、無事に安産させて戴きまして、誠に有難うございました。御産後二八日目に下痢の御浄化を戴き、すっかり元気が抜けてしまいました。その後三五日目洗濯を致しました処、その夕方頃より急に悪寒がして、発熱し盗汗をかいて、再び病床に臥してしまいました。平素御無礼ばかり致しまして、信仰浅き私故、暗雲に閉ざされていたのでございましょう。神様を忘れた私は、真理に外れて、再び医者の厄介になると言う始末で、本当に恐縮の極みでございます。今度も、診察の結果は、矢張り「御産後の貧血」とのことで、葡萄糖の注射その他内服薬等を続けましたが、勿論効果は皆無にて益々悪くなるばかりでございました。こうして種々と治療致しております内に、容態は益々悪化の状態となり、医者からも見放された形となり、進退きわまり、苦悩に喘いでおりました。只々もう死を思い詰めるのみにて、もう到底駄目だろうと思う反面、生への執着は中々断ち難く、もう一度御救いの綱に御縋りさせて戴きたいと意を決し、早速支部へ御参詣させて頂き、御神前に額突き、ひれ伏して、今迄の御無礼を御詫び申し上げると共に、今後再び間違いを繰り返しませんと衷心より深く御誓い申し上げた次第でございます。
御慈悲により再び生きる御許しを戴きました。曇り多き私でございますが、今度こそは薬毒の恐ろしさを身にしみて解らして戴きました。当時を想い出しますと、本当に慄然と致します。一度御道に御救い戴いた私が、真理に背き、誤れる医学に頼りし罪も御許し戴き一度ならず二度までも命の継ぎ足しをして戴きましたことを、深く深く御詫びと共に感謝申し上げさして戴きます。
生命を賜わりし欣びにいや増して、健康に恵まれ毎日を楽しく送らして戴く私は、何んと幸福者でございましょう。世の中の悩める人々に尊い御道のことを御伝えさせて戴きたい念願で一杯でございます。御礼の御報告も遅ればせながら、何卒御寛恕下さいませ。
明主様誠に有難うございました。厚く厚く御礼申し上げさせて戴きます。
(栄光百九十四号 昭和二十八年二月四日)