医学断片集(十九)

之は信者はよく知っている事だが、結核患者が一旦快くなり、ピンピンするようになってから、再浄化が発る事がよくある。処が段々霊界が明るくなるにつれて、浄化作用が旺盛となるから、今後は方法を変えなければならない。というのは先づ浄霊は一週間に一回位とし、出来るだけ安静にする、といっても医療のやうに、作りつけの人形のやうにしなくてもいい。先づ寝たり起きたり位にして、無熱になるのを待つ事である。充分無熱になってから、ボツボツ発熱しない程度の運動に移るようにする。斯うすれば長くは掛るが、間違いがないから、安心して治せるのである。

(栄光百六十九号 昭和二十七年八月十三日)