信仰の本筋

信仰は常に言う如く、第一神様に御委せするという心持それが根本である。だから徒らに人間の解釈で、事を行ってもうまくゆく筈がないのである。といっても正しい意味での努力が肝腎ではあるが、勿論本教御主宰の大神様は、絶対の力を以て御守護下さるのだから、神様の思召にさえ叶えば、どんな御守護でも頂けられるのは当然である。左のおかげ話は、寔にそれが如実に現われているので、いい例と思って此文を添えたのである。何しろ病貧争絶無の世界を御造りになるという神様であるから、万一思うようにゆかない場合は、よく反省して考えてみれば、必ずどこかにその原因のある事が覚り得るのである。

貧のドン底より救われて

(本文省略)

(栄光百十四号 昭和二十六年七月二十五日)