事実は雄弁なり

本教の目標である地上天国という言葉に対し現代人の誰もは、到底信じ得られない事は勿論で、寧ろ信じない人の方が、常識から言っても当り前で、先づ痴人の夢としか思われまい。何となれば今日迄の世界の歴史にみても、想像すら出来ない大事業であるからである。然し乍ら吾々は、信ずるとか信じないとかの問題ではない、まざまざと其実現性を示している事である。実に日々数知れない程、本教信者が体験しつつあって殆んど絶対的である。恰度春が来れば桜が咲くように、春が来ても桜が咲かないと言う事はないと同様であろう。それに就て左記三例の感謝報告は、簡単によく救われたる法悦境をかき表わしており、第三者に対しても納得し易いと思うから、茲に載せたのである。

(お蔭話三例省略)

(栄九十二号 昭和二十六年二月二十一日)