私の失敗談

私の説を読んだり聞いたりし乍らも素直に受入れられない人もあるが、何しろ先祖代々肥料迷信の虜となっている以上無理もないが、この際それを綺麗サッパリ捨ててしまい、私の言う通りにすることである。(『栄光』一九八号)

埼玉県 Y・T

謹んで昭和二七年度水稲、四年目を御報告申し上げさせて頂きます。

総じて二六年度よりは、反当約一俵の減収でしたが、これは有肥栽培農家も約一俵の減収でした。因に申し上げますと昨年は反当り自然栽培八俵、有肥七俵半です。減収の原因は有肥農家の方は虫害が多く、自然栽培は殆んどなく、気候も充分なかったようですが、私の感じた点は、明主様の御教え通りではなく、生草専門で反当二八〇貫を施し、藁を全然施さなかった故ではなかろうかと思います。もう一つの原因は、二毛作田なのです。その裏付けするかのように、地力の悪い悪田(二毛田)は、二六年度は六俵半で二七年度も六俵半で、これだけは減収ではないのです。自分の執着のため、どうしても一毛田に切替えられなかったのを深く明主様に御詫び申し上げさせて頂きますと共に、本年よりは二毛作を一毛作に切り替えさせて頂き邁進する覚悟です。

右謹んで御報告申し上げさせて頂きます。

(昭和二八年二月二六日提出)