品質良好、艶があり粘着力強く、頗る美味であり、大抵は一、二等格か三等以下は殆んどないといっていい。
(『栄光』七九号)
(二一・二二六)
特等に三点入賞のよろこび
島根県 I・R
明主様、数限りなき私達の悩み苦しみ間違いを大光明に大神智に御救い頂きまして誠に誠に有難うございます。私達の間違いの最大なるものは薬剤服用と肥料使用でありますが、自然農法こそは独り農家のみの御恵みではございませんが、特に農業当事者にとりまして、これ程の福音、これ程の恩恵はございません。農村恐慌、否、農業破滅(これは人類の破滅を意味致しますが)の魔の断涯より御救いを頂きました。その感謝感激は表現の言葉さえ見当らぬ次第でございます。
左に御報告申し上げます最近の自然農法の成績は明主様のお蔭と深く深く感謝申し上げます。
出雲国簸川郡I村は当県下の穀倉地帯と言われ、特に米作の盛大な地方で、又同村には、一四分団四〇〇名という地方の農村には珍らしく大きな、そして強固な組織の青年団があり、畜産競進会、農作物品評会その他運動演芸、展覧会等々非常に文化的活動も盛んな農村でありますが、その村の青年団員であり、熱心な救世教信者でもあるU・S君の奔走に依って提唱の自然農法作物出品歓迎のお話があったのが一一月二九日でありましたが、品評会は一二月二日であり、出品はその前日とのこと、日をくって見れば中タッタ一日しかありません。時間の苦情は言っていられませんが「スワ、チャンス」「ソレ連絡」といくら泡食ってもたった一日、しかも丁度その頃停電ストの真最中にて、出品したいが脱穀できずという信者さんが殆んどで、結局出品できました点数は、
米 五点
白大豆 一点
黒大豆 二点
大根 一点
でありました。
一方では出品物の用意、一方ではこの機会に少しでも自然農法の普及を計らんものと、自然農法の簡単な説明文をプリントするやら壁新聞も用意するやら、テンテコ舞の内にいよいよ当日となりました。
出品物の等級審査は、農林技官の方三名、立会合議の上にて決定するという慎重さでありました。自信はあるもののやはり気になります。どんな等級がつくかな、どうかいい等級に……と念ぜずにいられません。
一二月二日九時同村小学校講堂の会場へ、胸おどらせつつ馳り付いた時にはすでに審査は終った後とのこと、
「スワッ如何なる等級か?」
米 特等 三点
米 二等 一点
米 二等 一点
大豆(黒・白)一等 二点
大根 二等 一点
「ああ、よかった。御かげだ。明主様有難うございます。ああこれで皆んな苦労も報われた」と目頭にうれし涙の出るのを人に見られまいと随分苦心致しました。ソレソレのプリントの早速宣伝の用意です。参観者も続々と特等の札に引に付けられ、米を豆を手に取って見る人の驚歎の目、口、顔、手、まるで古今の絶品の前に立った美術愛好家の如き態度です。その光沢、実の張り工合、重みを手によってほれぼれと見且味わい、やがて壁新聞を読んではうなずき、プリントは飛ぶように手に取られて行きます。
「明主様どうかこの人達が一日も早く自然農法実施者とならせて頂けますように……」と念ぜずにはいられません。
なお特等入賞の品種並びに信者の住所氏名は左の如くであります。
中生旭 簸川郡 K・Y 三年目
中生旭 出雲市 K・T 二年目
農林三三号 八束郡 H・K 一年目
無肥二年の大豆の素晴しさ
島根県 R中教会
自然米の良さは申すまでもありませんが、この日出雲市S町K・T氏出品の自然農法二年目の白黒両大豆のその粒の大きさ、自然に備わる光沢の美しさは、正にこの日圧巻とも言いたい位の見事さで、続々つめかける見物の人々も異口同音に賞讃しておりました。
明主様の限りなき御守護のもと、自然農法について昨年素晴しい成績を上げさせて頂き、『栄光』新聞第一六三号に原爆的勝利として御掲載を頂きましたが、本年度もこれに劣らない好成績を挙げさせて頂きましたので、御守護に対し厚く御礼申し上げますと共に、謹んで御報告させて頂きます。
出雲簸川郡の出東部六カ村は島根県の穀倉地帯と言われ、中でもI村とK村とは米作りの最も盛んな豊作地帯であります。従って玄米の出品は相当数に上りましたが、T氏の自然米が断然他を圧して一、二等に入賞させて頂きました。なお例年の通りI村の品評会にも出品させて頂きましたが、遺憾なことに同村の品評会は各青年団支部の対抗競技会でありますので、出品物箇々に対しては賞状は貰えなかったが、成績は左の通りの好成績を上げさせて頂きました。
一等賞 玄米 N・K
二等賞 玄米 K・T
一等賞 大豆白 K・T
二等賞 大豆白 I・Y
三等賞 大豆白 K・R
付記
この品評会へ出品の手続の労を取られた、U・S君一家は非常に熱心な信仰一家にて、大光明如来様を御奉斎申し上げ、弟C君は神仙郷へ御奉仕もさせて頂いておりますが、この日のお話によりますと同君丹精の自然耕作田が簸川郡内六カ町村米作多収穫競進会に一等の栄冠をかちえた由であります。打ち重なる自然農法の原爆的勝利に思わず万歳を叫んだ次第でありますが、このことは本人から詳しく御報告させて頂くことになっております。
これを以て御礼並びに御報告を終ります。
(昭和二七年一月五日提出)
青年団各支部の対抗競技でありますので、向うはいくら悪くてもその組で必ず一等を作ることになりますので、当方の二等賞より悪いのが一等であった由でございます。
明主様、ほんとうに有難うございました。
どうぞ来る二八年も更に御守護を賜わりますよう、伏して御願い申し上げます。
(昭和二八年一月二九日提出)
千葉県 I・C
昭和二七年一一月二四日、当地市川市主催、市川市及び大柏両協同組合(戸数約一六〇〇戸)共催の農産物品評会に出品致しましたところ、出品者二十七、八人中より審査の結果、特別賞として千葉県知事賞を獲得致しました。品評会の模様と共に御報告させて頂きます。
出品に就いて
入信させて頂きますと同時に自然農法を実施させて頂きましたところ、第二年目より五八%増収という御蔭を頂き、御報告させて頂きましたところ、『自然農法解説』にお載せ頂きましたが、引続き実施させて頂き、昨年にて三年目の収穫を致し、愈々自信を得まして出品致しました。
出品物は各地共、共通のことと存じますが、各品目共一箇一粒選りの品にて特に玄米については特選別品であります。私の玄米は搬入前日午後籾摺いたし、選別についても前夜小粒及びヒビスの物を選別した程度で、充分の用意をしたのではありませんでした。愈々搬入当日となりました。御浄霊をいたしまして、この玄米が一般無神論者に少しでも分って戴けたらと、明主様にお願い申し上げまして搬入いたしました。
会場に搬入致しましたところ、数多き出品の内でも私のは光沢もあり、又一粒が他品よりも大粒にて、審査の始まる前既に勝負は決した観がありました。
審査に就いて
審査は光沢、粒位(粒の品位)乾燥、その他に就いてでありますが、私の米は僅か一日乾燥にて、又県の奨励品種では無く、入賞には悪条件であります。
審査は各専門家にて審査され、先ず入賞の圏内に入り、愈々等級の順位即ち特別賞か一等賞かの問題となりました。特に当県にては乾燥に重点を置いておりますので、その良悪