昭和二十八年八月二十五日
【お伺】弟春夫儀(二十九歳、二十三年十二月入信)入信当初は腰椎カリエスを固めた痕に浄化を戴き動けなくなりましたが、お蔭様にて楽にして戴き、仕事もできるようになりました。
一昨年八月下旬に再浄化を戴き、リューマチスのように痛みましたが、除々に薄らぎ松葉杖に頼って歩行できるようにして戴きました。
去年五月から右大腿部に膿が溜り始め、歩行もできなくなりました。
八月中旬には化膿し多量の排膿がありましてより穴は順に増えて三カ所十穴位になり今も出続けております。
ところが十二月頃より膿の出が少くなって疲労が酷くなり、起きてはおれなくなりました。その頃より排尿量も少くなり、二月上旬より腫れ始め、四月上旬には全身的に浮腫み、同月中旬にはもうだめかと思われる位でありましたが、御守護を戴きまして除々によくなり、六月上旬には排尿量も増えて下痢も屡々あるようになりました。
当然死より他にないと思われますようなところをお救い戴きまして、有難うございました。伏して御礼申し上げます。
なお現在はまだ寝たままでありまして、頭痛と目眩に悩んでおり、額の中心一寸位が白くなり(数日前より)そこは特に熱が高く、そこを浄霊致しますと頭の気持がよくなります。
又大小便は起上れません故、取っております。食欲は普通で衰弱はあまり致しておりません。
右様の状態は如何なる理由によるものでございましょうか、その原因ならびに浄霊個所を御教え賜わりたく、伏して御願い申し上げます。
【御垂示】この位の質問は中京教会の会長に聞けば分る。
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昭和二十八年八月二十五日
【お伺】最近結婚致しまして、分家致しましたので新たに先祖の位牌を御祀りしたいと思いますが、私の家も妻の家も代々神道でございますが、やはり神道にて御祀りすべきでございましょうか、或は仏壇に黒塗りの位牌でよろしゅうございましょうか。又黒塗りの位牌でお許し頂ける場合神道では、戒名をつけませんが、位牌に記す名前は、神道の仕来り通り何々之命之霊位でよろしゅうございましょうか。
右御垂示賜わりたく、謹んで御伺い申し上げます。
【御垂示】神道で御祀りすればいい、従って御屏風観音様は御祀りしなくてもよろしい。
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昭和二十八年八月二十五日
【お伺】二十六年九月、大黒様を御祀りさせて頂きました。過日はたきをかけておりますと槌が落ちましたので初めて折れているのを発見致しました。誠に申訳なく深く御詫び申し上げます。今後如何させて頂きましたらよろしゅうございましょうか。謹んで御伺い申し上げます。
【御垂示】元通りに直せばいい。
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昭和二十八年八月二十五日
【お伺】未信者藤沢フミ(三十四歳)の長女道子(十歳)は出産時仮死状態にて産婆が人工呼吸や、振り動かして一時間程にてようやく息を始めたような状態でありまして、生後三年は病弱にて医薬に頼っておりましたが、手足が不自由にてとうとう歩行できないことが分り、医科大学やら色々方法をやりましたが、遂に治らず今日に及んだのでございます。
医者は小児麻痺ともいい又頭が悪く頭からくる麻痺だから治らないといわれたとのことでございます。
手足は曲げることも物を持つこともできるのでございますが、立つことができず蛙のようなかっこうでいざり動くのでございます。
只今は三歳程度の頭脳で口もよくきけません。
五月三十日から御浄霊を頂くようになりましてから立つこともできるようになり、只今では物につかまり歩くようになり、腰も伸びるようにして頂く御守護を戴き大変喜んでおります。
右は霊的でございましょうか、又御浄霊の急所御教え下さいますよう御願い致します。
【御垂示】短時日にそれだけ快くなれば、それでいい筈である。
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昭和二十八年八月二十五日
【お伺】謹んで御伺い申し上げます。
(一)本年四月十四日渡米致しました資格者、田中秀明(二十八歳、二世)よ り、大黒様を送って戴きたいとのことでございますが、如何致しましたらよろ しゅうございましょうか御伺い申し上げます。御神体は在日中に拝受、現在カ リフォルニヤ州にて御奉斎させて戴いております。
(二)私事支部の御用をさせて戴いている者でございますが、去る六月下旬の大雨に床の間に雨漏がし、大黒様の槌を濡し誠に申訳ございません。如何お詫びさせて戴いたらよろしゅうございましょうか、謹んで御伺い申し上げます。
【御垂示】(一)送るのは結構だ。
(二)大黒様に御詫びすればいい。
(地天五十一号 昭和二十八年八月二十五日)