明主様と御対談(二) アジヤシーン東京特派員 ディック・中村氏 ラジオ東京アナウンサー 真山照政氏 私の『光』は

真山氏 先程の御守の科学的根拠というのは何でございましょうか。

明主様 『光』という字を書くと、その中に光が入って行くのです。

真山氏 それは教祖だけがおやりになられるわけで……。

明主様 そうです。それだけの能力を神様から与えられているのです。

真山氏 その神様というのは……。

明主様 主神と言いますが、最高の神様です。最近の事ですが、或る人にキリストが憑って、この神様によって救われてます。

中村氏 『光』という字ですか……。

(御守様を御見せになられ)

明主様 これを一枚六秒で書くのです。ですから、とても早いです。これを懐に入れた刹那から病気を治せるのです。

真山氏 そうすると、何時も神様が教祖の体に宿っているわけでございますか……。

明主様 そうです。此処にいるのです。

真山氏 教祖の『光』というのは、世界的には教祖御一人という事になるのですか……。

明主様 そうです。昔からないのです。人類始まって以来初めてです。

真山氏 併し教祖がなくなられると、後、救世教はどういうことになりますので……。

明主様 霊界から働きますから、何でもないです。

真山氏 『光』の字を書く人はいなくなるわけですが……。

明主様 その時代になると、穢れのある人がなくなるから、必要ないわけです。

真山氏 では、その時までは教祖も生きられるというわけですね……。

明主様 そうです。

(昭和二十九年七月二十八日)