邪心なき神への仕へ
(問)『光』から『救世』への一年間毎週、あれだけの論旨を全うされたことは神技以上だと思いますが、お疲れではありませんか
(答)泉のごとく湧き出で、未だ筆力衰えずだ。いや、こんご、時に応じ、機に乗じ、多々益々、弁ずるだろう。自分の思想は、そして神への情熱はこんにちまでの著作で一目瞭然であり、疑う者、まづ、私の書いたものを熟読すれば、すべて了解できると思う。一言一句の嘘はないのだ。だい一、私のみか、本教に寸毫の邪心あれば全信徒が承知しませんよ。われわれの仕事はガラス張りのなかで行はれているのだからなんらの不安も疑心もない
(昭和二十五年三月十一日)