摂護腺炎

此病気は、淋毒が尿道の深部へ深部へと移行し、終に摂護腺の粘膜を犯すので、症状としては、患部の痛み、排尿時の痛み及び発熱等であります。
治療法は、淋病と同一でありますが、触指は有効であります。
此病気は、治癒迄に相当時日を要するのであります。先づ軽症二、三週間-重症一、二ケ月を要します。(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)