湿布

湿布
人間は皮膚面からも呼吸してゐるものであって、湿布をすると之を妨げる関係上、新陳代謝を妨害する事になり、浄化作用を弱らせる事になるのであります。

塗布薬
之は薬が皮膚から滲透し、血液を濁し、浄化作用を弱めるから、一時苦痛は緩和されるが、治癒は後れる事になるのであります。

(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)