寸鉄 (光新聞四十二号)

読売紙は本教を観音王国という、因って吾等も読売紙に敬称を上げよう、曰く読売ウソ製造王国

読売紙の出鱈目記事をもし本当にする人が一人でもあるとすれば、日本の前途が思いやられる

寸鉄のネタがなくなる頃、恰度ネタを供給してくれる読売紙にお礼をいうよ、、今に神様から御褒美を下さるとサ、それはお葬式

今や邪神共は死物狂い、ウソでも出鱈目でも何でも構はない、どんなデマでも飛ばして本教へぶつかって来るんだよ、まるでヒステリー女の金切声のように

読売紙の狙いが判ったよ、それは本教の収入や財産を誇大に宣伝し、税務署を刺戟して、本教に打撃を与えようとする魂胆なんだよ、どうです之が神様の暴露戦術の暴露戦術だよ

読売紙が本教を目の仇にするのは、今迄、中傷された手合はみんな泣寝入るに拘わらず、本教だけは正義の為一歩も譲らないので、業を煮やし、暴君ぶりを発揮するんだね

読売氏の本教中傷記事の書きぶりは、実に憎々しさが溢れている、何と女々しい腐れ女郎的ではあるよ

宗教と新聞の喧嘩はまだ例があるまいが、之即ち神と悪魔の戦いなんだよ

悪魔に負けるような宗教だったら、到底世界人類は救えないのだ

邪神は死物狂い、こちらは高見の見物、ヘヘンどんなものぢゃい、いい気持だね

(光新聞四十二号 昭和二十四年十二月三十一日)