岡田先生療病術講義録

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神経痛

此病は、全身病ではありますが、下半身に多い関係上茲で説明するのであります。 神経痛は、其名称の通り神経が痛む病気で、重症軽症の差異は甚だしいのであります。原因は、浄化作用に由る水膿又は毒血が或る一部に集溜し、神経を圧迫するのであります。普通...
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脱肛

此病気は、肛門の贅肉(ゼイニク)が外部へ露出するので、軽症は指頭で圧すれば還元しますが、重症は容易に還元しないので、非常に不快を感ずるのであります。此贅肉は、空気に触れると膨脹性があります。原因は、排便時間の長いのと、便秘に因る息み等であ...
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痔出血

此病気は、一名裂痔とも謂ひ、肛門内部の皮膚が亀裂して出血するので、排便時相当な痛みがあるのであります。原因は、浄化作用に由る毒血が下降して肛門附近に滞溜し、排泄されるのであるから非常にいいのであって毒血が出るだけ出れば、自然に治癒されるので...
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痔核

此病気は、内痔核と外痔核とあって、内痔核は肛門内部へ発生した一種の肉腫であり、外痔核は外部へ露出したそれであります。多少の痛みを伴ふもので、慢性的のものであります。原因は一種の弱性膿結であります。本療法によれば、相当の時日を要しますが順調に...
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痔瘻

症状としては、肛門の内部又は深部に膿汁の為に瘻穴が一個乃至数個作られ、其穴から絶えず排膿されるのです。無痛と有痛とありますが、有痛の方が悪性で非常な激痛のもあります。又悪性は糜爛して瘻穴の所在さへ判らぬ位であります。原因は、脊髄カリエスの膿...
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痔には、種々の症状があります。痔瘻、痔核、脱肛、痔出血等であります。(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)
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睾丸炎

此病気は、摂護腺炎が進行して、終に睾丸を犯すのであります。症状としては、睾丸の激痛、腫れ、発熱等で、一方の睾丸だけの事もあり、複睾丸炎即ち左右両方の場合もあります。本療法によれば、割合治癒し易いので、短時日に全治するのであります。何となれば...
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摂護腺炎

此病気は、淋毒が尿道の深部へ深部へと移行し、終に摂護腺の粘膜を犯すので、症状としては、患部の痛み、排尿時の痛み及び発熱等であります。治療法は、淋病と同一でありますが、触指は有効であります。此病気は、治癒迄に相当時日を要するのであります。先づ...
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淋病

此病気は、不純な性交後二、三日位経て、尿道に不快を感ずるのであります。最初はムズ痒く、次は、排尿の際痛みを感じ、尚進んで耐えられぬ激痛を感ずるもので、相当の発熱もあります。そうして、悪化するに従ひ、盛んに白色の膿が尿に混って出るので、其際コ...
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軟性下疳

此病は、梅毒と似てはをりますが、全然異って善性であります。症状は、不純な性交後、二、三日にして疳瘡を発生し、次に横痃を発生するのでありますが、それだけで、それ以上に進行しないのが特色でありますから、梅毒の如な心配はないのであります。そうして...