著述編

栄光

御任せする

私はいつも御任せせよと言う事を教えているがつまり神様にお任せし切って、何事があってもクヨクヨ心配しない事である。というと実に雑作もない訳なく出来そうな話だが、ドッコイ仲々そうはゆかないものである。私でさえ其境地になった時、随分御任せすべく骨...
栄光

全村メシヤ教信者

左記お蔭話は全村メシヤ教信者というと、一寸驚くであろうが実は日本一小さい部落で、五戸で三十人の人口というのである。併し、何しろ千五百米も高い山間であるから、病気になっても医師にかかることは大事であった処、全村本教信者となった為、罹病の都度浄...
栄光

悪人は病人なり

此標題を見たら、誰しも首を捻るであろう。何故なれば、悪人でも、健康そうに見える者も沢山あるからで、寧ろ悪人の方がそういう人間が多い位だ。然し之は表面から見るからで、内容即ち霊の方は立派な病人なのである。というのはいつもいう通り、悪人というも...
栄光

私の仕事を邪魔しないで呉れ(下)

次は美術館であるが、之は三階建、総延坪千坪位のもので、此様式が又問題である。何となれば之も大体コルベジュエ式ではあるが、美術館としての色彩を充分出した世界的のものにしたいからである。そうして其陳列の美術品であるが、之も量は固より質に於ては、...
栄光

私の仕事を邪魔しないで呉れ(上)

私が今、全身全霊を打ち込んで努力している事業は、信者はよく知っているが、近来識者の間にも、大分理解する人が増えて来たようで喜ばしいが、まだ誤解している人もあるらしいから、之等の人の為に少しかいてみるが、此人達も勿論本教の真相を知らないからで...
栄光

栄光131~140号

■栄光百三十一号 昭和二十六年十一月二十一日 ・私の仕事を邪魔しないで呉れ(上) ・悪人は病人なり ・全村メシヤ教信者 ■栄光百三十二号 昭和二十六年十一月二十八日 ・私の仕事を邪魔しないで呉れ(下) ・御任せする ・簡単なるかな此奇蹟 ■...
栄光

BCG問題

昨今BCG問題が喧しくなって来て、言論機関も旺んに論議されており、医家の間でも賛否両論に分れていて、仲々決著はつかないようである。そうして此問題の起りというのは、先頃米国ミネソタ大学の教授マイヤース博士が、BCGの有害無益論を、八月十八日発...
栄光

舌に代えて

今度又、本教宣伝部から講師として、九州地方へ派遣の松井、鈴木、アザブ、鹿島の四氏は、出張に際し私の原稿を是非貰いたいというので、書いたのが左記の論説で、之を掲載する事にした。私は今日の講演会に就て、直接皆さんにお話したいのでありますが、何分...
栄光

禽獣までも

近来、人間ばかりではなく、家畜の社会も大いに病気が増えたようである。これが生産面に及ぼす影響も、仲々馬鹿にならないのである。之は全く近来流行の注射の為である事は間違いないので、何とかして此誤りに目覚めさせたいと思うが、それが仲々むづかしい。...
栄光

大宅壮一という人

此人は不思議な頭脳の持主である。今度も東京日日の「蛙のこえ」で、三回に亘って例の通り巧妙に私の悪口を書いたが、此人は廿年も前から、親の仇のように私を狙っていて、根気よく時々私の悪口を新聞に出している。処が今度の記事は、今迄にない御念の入った...