自観叢書 人体は綜合的である 現代医学が如何に間違っているかをかいてみよう。それは種々専門的に分類されてる事である。内科、外科は元より脳神経科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿科、婦人科、小児科等々であるが、考へても見るがいい、人形の様に手足や胴体を別々に造って繋ぎ合せたものでは... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 乳幼児の健康 近来日本に於ける乳幼児の健康が非常に悪く、彼のアメリカに較べて死亡率三十五倍というのであるから実に驚くべきであると共に、一日も早く解決を要すべき重大問題である。それには先づ原因が那辺にあるかを発見しなければならないが、現在医学上に於てその原... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 日本人と精神病 今の世の中で、人間は口を開けば思想の悪化、犯罪の増加、政治の貧困等々を言ふが、之に就て私は其原因が精神病と密接な関聯のある事をかいてみよう。先づ精神病なるものの真因は何であるかというと、之が亦破天荒ともいふべき何人も夢想だもしない理由である... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 坊ちゃんを作る健康法 現代医学の衛生法や健康法は、換言すれば坊ちゃんを作る方法である、というとおかしな話だが、それは斯ういう訳である。現代医学の健康法として言う処は人間は無理をしてはいけない、睡眠不足もいけない、消化の良い物を食え、物をよく咀嚼せよ、寒い思いをす... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 健康による天国化 キリストの一大予言である「天国は近づけり」の獅子吼は固より、凡ゆる宗教の目的とする処は、より良き世界即ち人間から苦悩を除き、歓喜の世界実現にある事は言う迄もない。此一致した理想に対し、遺憾乍ら現実は実現処か地獄の境界から脱却するさえ前途遼遠... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 医学に望む 昭和二十三年八月廿五日発行東京新聞「筆洗」欄中に次の如き記事があった。「医者が家族の者の診察を嫌がる事は大抵の人は知ってゐる。これは結局診断に迷ふからだ。」ただ之だけの事だが、よく考へるとその内面に潜むものに頗る重大性がある。何となれば右は... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 神霊医学は民主的医学なり 現代医学は、人々はあまり気がつかないが、実は頗る差別的、非民主的であるといふ事は、貧乏人では高価な薬は買えない、病院に入院する事もむづかしい、又永く療養を続ける事は、経済的負担に堪えられない、従って療養の機会均等は望み得べくもない、それがた... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 此事実を何とみる 前項に述べた如く、おかげ話の全部は事実ありのまま書くように厳重に注意を与えている以上些かの誇張もない事は言う迄もない。此おかげばなしの感謝、感激の報告は日に月に漸増しつつあり、最近は一ケ月数百通にも及び、全部の掲載は困難になったので、目下方... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 おかげ話から何を掴んだか 本教出版物に載せられた今日迄のおかげ話は無慮千数百に上ったであろう、而も益々増加の傾向にある事によってみても、本教特異の信仰療法が如何に絶大な効果を挙げつゝあるかは、事実そのものが證明して余りある。処が茲に見逃すべからざる医療の功罪がある。... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 栄養の喜劇 栄養の喜劇とは、随分変な題と思うであらう、私もこんな言葉を用いたくはないが、外に適当な言葉を見出せないから読者は諒とされたいのである。抑々今日一般に何の疑いもなく信ぜられ実行されつつある栄養学なるものは、全然誤謬以外の何物でもない。此誤れる... 2020.09.06 自観叢書