御神書

栄光

医学断片集(三十一) 逆栄養

栄養といって近頃ビタミンを多く使用するようになったのは、医学の無智とは言い乍ら困ったものである。いつもいう通りビタミンでもどんな栄養剤でも飲めば飲む程、反って体力を弱らすばかりである。というのは体内の機能は、必要な栄養は何でも自ら製造するよ...
栄光

恐るべき漢方薬

吾々が一般の人に薬毒の恐ろしさを話す場合、聞く方の人は薬毒は西洋の薬に限るように思っており、漢方薬は殆んど薬とは思わないくらいであるが、これは大変な誤りである。というのは寧ろ薬毒は漢方薬の方が多い位である。成程薬そのものとしては洋薬よりも弱...
栄光

神技の美術館

現在日本一と言われている箱根美術館について、今迄の経過を茲にかいてみるが、これを読んだらどうしても人間業でない事が会得されるであろう。何故なれば一切が奇蹟から奇蹟相次ぎ、出来上ったものであるからである。特にその速さであって、恐らく世界広しと...
栄光

これから世界はどうなる

これからの世界はどうなるかという事程大きな問題はあるまい。これに就いて私は大体の事をかいてみようと思うが、先ず今回突如として消えてしまった彼の稀世の大物スターリンである。先ずこの事から取上げてみるが、今から約百年前彼のカール・マルクスとエン...
栄光

麻疹なんか何でもない

今年は大分麻疹が流行しそうだと、新聞やラジオで報じているが、これは健康上結構な話である。何故なればこの病気は生まれながらに保有している毒血の排泄作用、即ち浄化であるからで放っておいても必ず治る。これは医学でもそういっているが、只肺炎や中耳炎...
栄光

英雄の死に就いて

今度のスターリンの死に就いて、考えるまでもなく、この人は今世紀に於ける最も偉大なる存在であった事は今更いうまでもない。兎に角彼の来歴をふりむいても分る如く、ロシヤ帝政時代のアノ圧制極まる帝国主義を、根底から覆えしたレーニンの後を継いで、善い...
栄光

無題

今度本紙客員となった高見範雄氏は、私の旧知の人で、信仰上の造詣も深く、現在北国新聞に籍を置いている人であって、今度の氏の投稿を見て心が動き、客員を委嘱したのである。地上天国建設譜“世界救世教を訪ねて”(本文省略)(栄光二百四号 昭和二十八年...
栄光

結核信仰療法に就いて

私は今回発行した結核信仰療法なる著書に就いて、少しかいてみたいと思うが、これを読めば分る通り、全く現代医学に対する原子爆弾であり、挑戦状といっていいかも知れない。併し挑戦の言葉は宗教らしからぬ嫌な感じがするが、これも万止むを得ないであろう。...
栄光

地獄の娑婆

御釈迦さんの曰った通り、この世は火宅であり、地獄の娑婆であるのは、目の前の事実がよく示している。左の御蔭話を見ると、一人の既婚女性が一家を背負い、悪戦苦闘しつつある経路がかき連ねてあり、全く涙なくしては読めない程である。この様な不幸な人は現...
栄光

心臓の手術

今度女子医大の学長、外科の大家榊原博士が、心臓弁膜症の手術に成功したという事をラジオで聴いたが、それは心臓の弁膜は四枚あるのを、病気に罹っている一枚だけ除去出来たという報告である。尤もこれは最近アメリカで成功したという手術であって、それから...