御神書

栄光

十年の結核一カ月で治る

結核が浄霊によって治った例は、余りに多いので書くのも気乗りもしないが、この患者なども随分色々な療法をしたに拘らず、効果あったものは一つもないのであるから、現在世の中に本当に結核を治す療法は絶無である事はよく分る。それを治るかのように思わせ多...
栄光

薬剤は科学?

世間よくこの薬は効くとか、アノ薬は効かないなどと言われるが、これを吾々からみると洵に滑稽である。それはどういう訳かというと、驚いてはいけない、薬が効くのと病気の治るのとは似て否なるもので、根本的に異っている事である。という訳は薬が効くという...
栄光

真の救い

昔から宗教の固より種々の救いはあるが、霊肉共に真に救い得るものは殆んどないといってよかろう。処が我救世教に至っては、いとも簡単に地獄から天国に救い上げるのであるから、自慢ではないが本教こそ嘗てない偉大な宗教といっても過言ではあるまい。左の一...
栄光

私は芸術家を優遇する

私は絵描きを始め美術工芸家など、兎も角美術に関係ある人や芸能人などを大いに歓迎し、出来るだけ面接するようにしている。それに引替え社会的にどんなに偉い人でも、余り会いたくないのである。というのは別段私の我儘からではない。つまり意味がないように...
栄光

医学の実体

私は常に医学が病気を作り、薬は毒物であるという事を唱えているが、これが真理であるのは、事実が遺憾なく示している。左記の患者はそれをハッキリ現わしているから、ここに戴せたのである。医学迷信より目覚め肺結核をお救い頂く(本文省略)(栄光二百五十...
栄光

疑獄も浄化作用なり

標題の如く今度の汚職問題にしても、病気と同様一種の浄化作用である。信者は知る通り病気の原因は、溜りに溜った薬毒が或程度に達するや、ここに浄化作用が起り、その汚物排泄の苦痛であるから、病気を除くには原因である薬毒を排除し、それと共に新しく入れ...
栄光

一種の悲喜劇

この結核患者の経過を読んでみると、医療の余りに幼稚拙劣なる遠慮なくいえば、全然無力といっても差支えあるまい。この人は浄霊三カ月にして快癒し、医師の診断を受けた処、唖然として言葉も出ない程であったとの事で、標題の如く悲喜劇としたのである。故に...
栄光

再び汚職の母体

この題の下に前号に色々かいたが、まだ言い足りない点があるので、再びかいてみようと思うのである。というのは目下ジャーナリストがこの問題に対する批判として、各新聞に出ているのを見ると、尤もらしい理屈はかいているが、その実平平凡々、何等新味はなく...
栄光

栄光251~260号

■栄光二百五十一号 昭和二十九年三月十日・再び汚職の母体・一種の悲喜劇■栄光二百五十二号 昭和二十九年三月十七日・疑獄も浄化作用なり・医学の実体■栄光二百五十三号 昭和二十九年三月二十四日・私は芸術家を優遇する・真の救い■栄光二百五十四号 ...
栄光

汚職の母体

周知の如く昨今次から次へと、芋蔓式に出てくる汚職事件には、誰しもウンザリするであろう。恐らくこんなに汚職問題が一度に重なり合った事は、未だ嘗て例がないように思う。勿論司直の厳正な裁きによって、何れは白黒判明するであろうが、それだけで済まされ...