録音日：昭和２９年１２月１１日
タイトル：「明主様御言葉 水晶殿御遷座」
掲載物：『栄光』２８９号、昭和３０年１月１日
挿話・水晶殿の光の柱
私も何かしゃべりたいと思いますけど、なにしろね、やっとこれだけ声がでる。これやるとね、やっぱり頭はね、少し響くんでね。
ですからあの阿部さんにね、この私が言ったこと書いてね、そして何しましたからね。
いずれ、後でね、阿部さんから話がありますからね、よくそれを聞いて、今後の方針を立ててもらいたい……。
で、ただ一言、何するのは、いよいよこの御神業の本筋に入ってきた。
ですから、これからね、いろんな変わったことが沢山出て、それにまごつかないように。
もう一つは、驚くようなことがね、段々世の中に出てきますからね。
その一つ一つはね、あの解釈はしてありますがね。とにかく余程、そのね。肝っ玉がね。落ちつけないとね。なかなか大変ですがね。
ま、それだけお話をしておきます。
参考・阿部執事の取次ぎ
本日、明主様が水晶殿にお入りになられますにつきまして、仰せられました「お言葉」をお取り次ぎさせていただきます。
『水晶殿は地上天国の一部の雛型として、神様がお造りになるようさせられたものであって、これを神様はメシヤ教に造らせるようになされたものである。また、今後教団の組織にも多少の変革があるものと想う。』
とのお言葉でございました。
なお、これにつきまして一言、付け加えさせておいて頂きとうございますが、明主様には、
『この水晶殿は決して独占的のものではないので、一人でも多くの人々に天与の景勝地を楽しんでもらいたい』
と仰せられていらっしゃいまので、教団と致しましては、皆様にこの御趣旨を体しまして、ご助力願いたいと思っております。
もっともご覧の通り未完成でございまして、今しばらく、完成に日時を要する次第でございますので、その上で、一般の方々にご覧頂くことになると思うのであります。
また、教団の組織のことにつきましては、明主様には、段階、階級を設けられるような御模様でこざいました。その標準と致しましては一つには、“最も御浄霊力の優れた人”、その標準と致しまして申し上げるわけでございますが、“最も御浄霊力の優れた方”、それからまた、“信者を沢山お導きになられた方”、それからまた“神様に対して非常な御奉仕の強い方”、こういった点を勘案致しまして教団で決めるようにと、いうようの意味の御言葉を仰っていらしたのでございます。
私から御取り次ぎさせて頂きますことは以上でございます。