二、明主様はどのようにして豊富な浄霊の知識を得られたか

知識で得たものを「日本医術・浄霊」の研究を通して経験を積み、確実なものにしていかねばなりませんが、大切なことは浄化の状況によって毒素がどのくらい溜まっているのか、どの程度のものであるのかということが分かる必要があります。明主様のおっしゃっていることが本当であるということを確認し、理解を深めていかねばなりません。これは私達にとっての大きな課題です。

明主様の教えは合理的であり、数多くの浄化者を健康者に回復させながら、その都度感じたことを語っておられます。明主様はどうして豊富な浄霊の知識を得られたのかといいますと、“自分は浄化者から教えられた”と明主様はおっしゃっています。

明主様はどうされたのかということを絶えず問いかけ、我流とならないように浄霊を体得していくことが大切です。研究の一環として相手の方と話合う中で、どこが通じないのか、もう一度御教え、あるいは研究テキストで学び直し、確認していくことが必要です。そうすることで理解が深まっていきます。

例えば、然毒の浄化はどういう浄化か、薬毒の浄化はどうなのか、あるいはまた浄化作用には第一と第二とありますがどう違うのか、それはどのように見分けるのか等等について整理していかねばなりません。全て明主様は説いておられるわけですから、知識を単に知識に止めないで、自分のものにしていく必要があります。その際に、明主様は、浄霊を受ける相手からその人の浄化の経緯とか状態について、“よく聞かれた”ということであります。明主様が始められた「日本医術・浄霊」でありますから、明主様がどうされたかということが非常に大事です。そこへ帰りながら研究していけば、間違いなく明主様の願われる「日本医術・浄霊」に到達できるものと思います。