五六七教教義

◇…無限絶対無始無終、宇宙の主宰神たる主の大神は、理想世界顕現の御目的を以て、各時代、各地域に聖物賢哲を出し、救世の経綸を行はせ給ふ事を信ず。

◇…主の大神とは、泰西に於てはヱホバ、ゴット、ジュウス、ロゴス等々、中国に於ては天帝又は無極、亜細亜に於ては梵天、大自在天、アラーの神又は天之御中主の神と称え奉る。

◇…主神の分霊たる観世音菩薩は、大光明如来又は応身彌勒の御名によって千変万化の御活動をなし給ひ、末法濁世を浄め三界万霊を救はせ給ふ事を信ず。

◇…観世音菩薩は最後に五六七の御力を揮はせ給ひ病貧争を根絶し、地上天国出現の聖業を完成し給ふ、其大偉業に参加を許されたる吾等は、無上の光栄と信ず。

◇…地上天国とは、人類待望の真善美を完全に具現せる世界にして、万民和楽の永遠なる平和世界たるを信ず。

(光新聞号外 昭和二十四年五月三十日)