おかげばなし批判 霊線の尊さ

不幸は本教を知らざる家庭

(本文省略)

右の実例は、不幸の見本ともいうべき家庭で、医学に頼り切っているに拘はらず効果のない事を如実に物語っている。此様な不幸な家庭は、現在到る所にあるであらうが、之等を救い得ざる医学に満足するより外ない時世とは気の毒の一語に帰すると言ってよからう。全く本教を知らないからである。

之を一言にして言えば“不幸なる者よ、汝は救世教出現を知らざるものなり”である。

(救世六十一号 昭和二十五年五月六日)