おかげばなし批判 事実が示す浄霊の優越性

盲目から光明へ 難症が快癒し感激

(本文省略)

右の批判
此実例は、現代医学の無効果を示すばかりか反って治療すればする程、悪化するといふ事実で、之は何を物語るものであらうか。吾々は決して医学に怨恨がある訳でもないから医学を非難するのは実に辛く、医学を賞める方がどんなに気持がいいか知れないと思ふ。然し、事実は飽迄枉げる事は出来ない。世には医学による被害者が如何に多いか判らない程であらう。然るに此真相を知らず、医学を無上のものと心得専心する者や、犠牲になる患者等を見る時、涙なきを得ないのである。

とはいふものの、吾等は、難症が快癒し感謝感激の報告をみる毎に、右と反対の涙を制える事は出来ないのである。

(救五十四号 昭和二十五年三月十八日)