おかげばなし批判 卓越せる神療法

普通食で下痢とまる 暗黒の肺浸潤から救はれる

徳島県Y・S

文化的療法と確信していた医学を捨て命の綱と頼んだ薬品を断ち、ひたすらに光明如来様にお縋りし今日の喜びを得て入信させていただく動機となった有難い体験談を御報告させて戴きます。一昨二三年一二月下旬健康すぐれぬまま出勤致しましたが、作業中呼吸困難になり、早速市立病院へ行きました。診断の結果は左肺浸潤のため向う二カ年間は人工気胸せよと言われ、一カ月間続けましたが次第に顔面蒼白になり、何の効果もなくその上大腸炎を併発して下痢が続き食事は医師の指導通り、お粥に野菜スープに卵黃のみで少しでも栄養を摂取しようと魚肉を一片でも食べると忽ち下痢の回数が多くなり、ますます衰弱の度が加わるばかりでした。その間医師はブトウ糖、カルシウム、ビタミンB2の注射を続け「これが医師としての最上の手当ですから、お粥以外の物を食べたら死にますよ」と厳命されました。其後も医師の意見通り懸命に努力しましたが、依然として下痢は止らず焦心の余り漢方薬のハブ草ゲンノショウコ等を服用する一方、お灸を続けても失望の一途を辿るばかりで日夜悲歎に暮れていました。

悩みに悩んだ末ふと思い出したのが一昨年の夏近所で入信して居られるSさんが頑固な子供の皮膚病を光明如来様に救けて戴いたおかげ話でした。当時健康だった私は迷信だと一笑に付していましたが、既存療法に失望した現在溺れる者は藁をも掴むの心境で、去る五月二三日Sさんにお願いしましたところ早速豪雨をついてH町の教導所へ同伴して下さいました。発病以来の病状をN先生にお話し致しますとニッコリお笑いになり「助かりたいなら私の言う通りにして下さい。注射と薬は中止して食物も健康者と同様にして下さい」と仰言って優しく御浄霊して下さいました。こんな療法で難病が治るかしらと疑問を持ちましたが「疑っても治りますから」との先生のお言葉を信じその晩から薬とお粥を全廃しました。翌日さしもの頑固な下痢もビッタリ止まり普通便と変りました。

その時の有難さ嬉しさに家内一同感泣致しました。半月程御浄霊して戴いて居ましたが「働き乍らでないと浄化が遅いですよ」と仰言ったので先生の御言葉を守り、約六カ月目の健康者も体力減退する梅雨期に職場へ復帰しました。病後の事多少の苦痛は感じましたが、毎日御浄霊を続けている中に遂には疲労を感じなくなりました。このおかげ話を同僚に話しますと「それは治る時が来たからだ」と言われると信念の弱い私は心が動揺していました。

八月八日未明激烈な胃痛と嘔吐に、下痢、腹痛で七転八倒の苦悶を始めました。見兼ねた家族は驚愕して早く医者をと騒ぎましたが、この時こそ光明如来様にお縋りしようと御浄霊していただきました。御浄霊半ばに息も止る様な痛みが柔らぎ何時しか深い眠りに入っていました。目が醒めた時は悪夢から醒めた様に今迄の苦しみはすっかり消え少しも疲労を感じませんでした。

唯物主義の強者の私も今こそ光明如来様の御霊徳の偉大さに感激し、一人でも多くの人にこの得難い救の道を理解していただこうと入信を固く決心致しました。ただ今では以前にも勝る健康体になりまして入信の日の間近に迫る今日N先生、M先生に感謝しつつ希望に満ちた日々を過さしていただいています。

右の批判

右の例は肺浸潤に対し人工気胸を続けた処、次第に顔面蒼白無効果で、大腸炎を併発下痢持続、然し医師の指示通り食物に注意したが衰弱加はり、終にお粥以外のものを食えば死ぬと宣告された。然るに本教浄霊を受け薬剤を中止した処翌日普通食を摂ったに拘らず長期の下痢がピタリと止まったのであるから、医師の宣告と逆である。之を事実だけで説明の要はあるまい。

(救世五十三号 昭和二十五年三月十一日)