私は以前から、霊界が明るくなるにつれて浄化力が旺盛となり、段々薬が効かなくなるという事を唱えているが、近頃になってそれが如実に現われて来た事である。言う迄もなく薬の効果は毒素を固めるにあるので、今迄はそれでよかったが、浄化が強くなるにつれて益々固らなくなり、それが医師にも分る程に顕著になった事で、実に喜ばしき限りである。故にこの分でゆくと何れは全然薬が効かなくなるのは勿論、最後になると逆作用となって、薬を用いるや忽ち病気は悪化し、危険に瀕するので、医師も恐ろしくて手が出せないようになり、茲に初めて医師も疑問を起し、私の説が光り始めるのである。従って神霊医術が一般に知れ渡るのはそれからであって、最近薬が効かなくなったのもその時期が近寄った事の示唆であろう。
去る十二月九日 内外タイムス掲載
性病戦線異常あり
(本文省略)
(栄光二百三十九号 昭和二十八年十二月十六日)