医学の無力

どうもあまりに医学を非難するので気の毒とも思うが、何しろ御蔭話を見る毎に医学の無力と逆効果の事実を見せつけられては、その悲惨なるに胸の痛くなる位で、到底我慢は出来ないのである。その為医師諸君には済まないが、医師諸君としても仁術と思い、善事と思って努力している事が、これ程の食違っている事を知ったら考えざるを得ないであろう。

“虫がいる”との医診受けし我子全治

(本文省略)

(栄光二百二十八号 昭和二十八年九月三十日)