奇蹟中の奇蹟

左の御蔭話は驚くべき奇蹟であるが、これを説明してみると、小紙片と雖も神霊が篭っているので、神霊の活動は総て一切を本当にするものであるから、あってはならない物は出してしまい、其処を正しい状態にするのである。この理によって世の中にあるありと凡ゆる物が不正な状態にあるのを、正当な状態にならせる、これがメシヤの力徳であるから、これが大にしては、全世界一切の誤りを是正されるのである。その中で最も根本的なもので、最も誤っているのが医学であるから、医学革命をなされるのである。

御霊紙の奇蹟
--咽喉に掛った藁を巻いて出る--

(本文省略)

茨城県 H・F

私は昭和二六年五月強度の神経衰弱に罹り、医療を受けた るに益々悪化し、一家陰鬱の中より明主様の有難き御守護を 賜わり心身共にお救いを戴き、剰え入信のお許しを得まして この尊き御道にお縋りさせていただく身となりました。今で は家族の御浄化にも短期間に御守護を賜わり、一家揃って 益々健康となり、家内一同心から感謝の日々を送らせて戴い ております。

御霊紙の御力の偉大さにつきましては、今更申し上げるま でも無く、信徒皆さんの日々体験されておられるところと存 じますが、今回私の甥、S(一六歳)に戴きました御霊紙の奇 蹟につき御報告させていただきます。

(一一・四三四)

昨年九月下旬の或る日、午後一時頃、前記Sが私宅へ遊び に参りました。私方では野菜の栽培販売を致しておりますが、 その時丁度畑から葱を抜いて来ましたのでそれを結く手伝を すると言って、物置にありました藁縄をロで切りました際、 あやまってその切っ先をのみ込み、それが咽喉につかえてし

(栄光百九十九号 昭和二十八年三月十一日)