光第三十八号(珍しい質問)講話集

“夜中首がのびる”

大先生のお答  一応浄霊を

先日の質問中一信者から左の如き珍しい質問があつたので特に掲載する、お答は大先生。

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【問】二十四才の女が嫁にゆき一週間程にて離縁となつたため、親がその理由をただしたところ、なかなか口をききませんでしたが「実は夫婦で寝ると夜中に首が長く伸び、天井を舐める」との事、親は吃驚して「家に居る時はそのような事はなかつた」と申しております、ところが天井には「ナメクジ」の這つた様な跡があり、夫は嫁の事とて誰にも言えなかつたのでしたが恐る恐る申しました(伸びた時は首に縦縞があるそうです)と言う事であります。まだ一度も浄霊した事もございませんが、この原因並に信仰を奨めて一日も早く救はれる事が出来るでしよかお伺い申し上げます。

【答】これは驚きましたね、昔からロクロ首という事があるが、この真偽は甚だ疑はしいものと誰も思うであろうが、これでみると事実あるので全く不思議の一言に尽きる、勿論蜷の再生でまだ蛇の性能が多分に残つているためである、これを浄霊すれば蛇の性能は漸次減少するから、或程度軽減されるが全治するや否やは断言しかねる、まあやつてみることだ。

(昭和二十四年十二月三日)