先覚者

明主様御垂示
『いずれは人類全部に解るんですがね。唯、我々の方は早く分つた。まあ、先覚者ですね。恰度、今は面白いんです。大変りをする線の処に居るんですね。』
御垂示録 (第六号)

明主様御垂示
『だから大変な時期が来たわけです。さっき読んだ中に“今度が本当の紀元節だ”という事がありましたが、まあそういうものです。世界の紀元節です。二月十一日は日本の紀元節だったが、今度は世界の紀元節です。そこで今までの間違った事を訂正して、今度は一段世界が違うわけです。だから救世教の信者になった人は、とに角先覚者というわけです。』
御垂示録 (第三十号)

本山紫微宮「先覚者之霊位」の御霊璽の説明
『教団草創期より、明主様を救世主と信じ、明主様にすべてを捧げつつ、明主様のみもとで大きな業績を遺した先達の方々の御霊をお祀りしています。』

先覚者というと紫微宮に御祭られている先達の方々という様に一般的に捉えられてると思うんです。そうしますと、後の世の人は先覚者というものには縁のない様に自然と思われるのですが、実は明主様の解釈で言うともう少し対象となる方の範囲が広いんです。ミロクの世がくれば誰もが霊主体従が解って霊性を発揮するようになるのですが、世の中がそうなってしまう前に先に霊性に覚醒した人のことを先覚者と言うのですよね。いまは夜の時代と昼の時代のちょうど境目になるんですけども、この科学優位の時代、もっというと西洋医学絶対の時代に御浄霊や様々な奇蹟によって神や霊というものの存在に気づいた人のことを先覚者と尊称するのです。

やはり価値観が根底からガラッと『体主霊従』から『霊主体従』に切り替わってるってところがこの先覚者といわれる人たちの特徴だと思います。唯物的な財産より唯心的な財産に価値観を置くようになるんですよね。これは別に金銭を蔑ろにしろという意味ではないですよ、優先順位が二の次になるということです。唯物的な豊かさはあればあるほど良いに決まってます。結局何が言いたいかというと、これは度々言及していることですが『清まるか汚れるか』、『霊層界を昇るか下がるか』、『霊界生活も含めて生きるか、今だけか』という感覚にシフトしてる人のことを先覚者というのではないかと私は思うのです。面白いのが、いろんな方の御浄霊を取り次いで人の生き死にふれてきた先生方は自然とこの感覚になられてたりするんですよね。当たり前のように既に御存知という感じなんです。それで私の世間が狭いだけかもしれませんが、御浄霊の取り次ぎはせずに受けるだけの純然たる信者さんでこの感覚の方はあんまり御見かけしたことがないんですよね。

それで、先覚者のことはこのぐらいで一旦置いておいてですね、恐縮なことですがちょっと自分語りを一度したいなと思ってるんですよ。というのはね、現代社会の感覚からすると『御教えの考察と時局について』の中で述べてる私の意見がかなり振り切れたものであるのは自分の中でも重々承知してることなのです。仮に10人の信者の方が読んだとして、10人中1人は既に知ってる人、2人はふーーんって感じ、7人は現実的ではないなという印象で終わるはずなんですよ。私の肌感覚ですよ。現実に話してもそんな感じですからね。まあさわりだけ話してダメそうならサッと引きますので、こんなに一から十まで解説することないですけど。で、私はそのことについて特別どうこう思わないんですよ。というのは世間一般の感覚も痛いほどよく分かってるつもりなので、さもありなんという気持ちなのです。

何かこう人に読んでもらいたいだとか、共感してもらいたいだとか、世の中に発信したいとかそういうことかというと、実はぜーんぜん違う動機なのです。もうかれこれ、本一冊分の文章量になりかけてるんですけども、購読量増やすためならもっと人目につきやすいアメブロに掲載したほうがいいんですよ。私のこのサイトはSEOもSNS導線もまーったくやってないですからね。いろんな人に見てもらうために開設したならヒドイもんですよ。実は開設した当初は、X(Twitter)のbot機能を使って集客導線をつくろうとしたことがあるんです。Xのツールを使って無茶苦茶に無作為にフォロワーを増やして、そのフォロワーたちにbotで登録しておいた御教えを一定時間ごとに見せるようにして、もっと詳しく知りたい人はサイトへ来てくださいねっていうように導線をつくりかけてたんです。10アカぐらいそんな感じの動きをして乱暴に見てくれる人を増やせばもう少し御教えの理解者が増えるかなと思ったんですが、それをやろうとした矢先にイーロンマスクがTwitterを買収して無料で使えてたbotが使えなくなっちゃったんですよ。それで、思ったのは、あーこんな力づくのやり方はダメなんだなと神様からSTOPが掛ったんだなと解釈したんですよね。それからは、もう自然にお任せという感じなんです。集客よりかは見やすさやレイアウトの改善が先かなと思ってます。

それで、どうしてこんな奥の方の人目に付きにくいところに管理人のボヤキ部屋みたいなのつくって、長文書き連ねてるのかというとですね、ここで吐き出さないと頭がパンクするからなんですよ。日々御教えの文章を拝読したり、時事ニュースとか観てると、いろんな考えが次から次へと頭に降ってくるんです。それで、私の頭のメモリというか容量なんてあんまり大したことがないので、すぐいっぱいになっちゃう。アイデアが降ってくる毎に忘れて闇に葬れば楽になれるんですけども、わりと捨てちゃうのはもったいないような内容というか閃きが多いんです。それで私、面倒くさがりなんで書くのずーーっと我慢してるんですけど、頭の中が同じような考えでグールグルグールグルしてくるんですよ。で、とうとう耐えかねて、ここに書き連ねるとやっとそのことから解放されて楽になれるんです。で、大体の文章は構成とか考えずに勢いに任せて一気に書くんですけど、後から自分で読み返したら結構面白いこといってるなと感心することがあるんですよね。それでもって、時事的なことも多いので、こういったことに関心のある方にはお知らせしておかないとなと思っての公開なんですよ。