レモン・カルティユ氏夫妻と御対談 世界を天国に

カ氏「今居られます時は宜敷いですが、若しも後にお出にならなくなりましたら、跡は-」

明主様「私が居なくなれば必要がないんです。というのは、私が生きて居る内に、世界をその必要がない位にしますからね」

カ氏「斯ういう事で御座いましょうか。キリスト教ならキリストが亡くなって、つまり教会はずっとのこっていますが、そうでなく在生中に全部なさって後はそれを司って行く教会とか教えは必要がないので-」

明主様「必要ないです。それは何ういう訳かというと、私は世界中の病人を無くするんです。世界から病気を無くするんです。病気を無くするという事は、病気が無くなれば悪人がなくなるんです。悪人というのはみんな病人なんです。悪人が無くなるから宗教の必要がなくなるんです」

カ氏「だから、御在世中に世の中から病気を無くするというので-」

明主様「そうです。というのは、病気は原因があるんです。それが今迄は人類は、病気の原因というものを間違っていた。ですから私が、その原因を明かしますからね。私はそこで今本を書いてますが、之を世界中に配ります」

カ氏「病気というものが無くなります-という事になりますと、死というものが非常に遠いものになって了いますので-」

明主様「そうです。人間はみんな百歳以上生きるんです」

(昭和二十七年七月九日)