注意事項
信徒諸氏に告ぐ
本教信徒の中に、浄霊の場合医師にかかる事、薬を飲む事、注射をする事等に就て否定する如き言葉ありやにて、本教の主旨を履ちがえ、社会の誤解を受ける事は本教を傷つける結果となる事は勿論で、此点充分注意され、決して医療に反対する如き事なきよう注意されたしとの大先生の思召しを、茲に御伝えする次第である。
(地上天国二号 昭和二十四年三月一日)
御注意
本教の別働隊であった日本大光明教会は、此度円満裡に絶縁する事となりましたから、今後一切無関係となった事を、茲にお知らせ致します。
(光新聞五号 昭和二十四年四月十八日)
謀略的ユスリ 埼玉・福島両県下における本教中傷事件
最近、左記の如き事実あり、本教に於ても適切な処置として左の如き印刷物を関係各方面はもとより、埼玉福島両県下の警察署及び新聞社に郵送したのである、故に同県下の信者各位は意を安んぜられたいのである、又問題の中心人物はよく判ってゐるが、徒らに事を荒立てるのも本意でないから、彼等の自省をまつ事とするが、万一依然として本教に被害を与えるとすれば、止むなく断乎たる処置を執るであろう。
急告
近来、主に埼玉県及び福島県を中心として本教浄霊に関しての虚構と捏造の記事を作製し其地方の各新聞に掲載すると共に、一方官憲を動かし、本教信者を留置取調べる等の手段を以て本教の信用を傷つけ、本教が社会に有害なるが如く思はしめ、一方当局の重要方面にも働きかけると共に、或人物を通じて近く本教に対し当局の大弾圧があるによって、その対策を講ぜざるべからずとなし、暗に多額の運動費を支出せしむるよう申来る等、その手段の悪辣なる驚くべきものがある、右に就いて当局の厳重なる取調べと是非の判定に誤りなきよう切に要望するのは勿論、読売の如き大新聞が彼等に買収される事なきよう警戒されたいのである。尤も事実と相違する記事は断乎たる手段を執る事は勿論である。
(光新聞二十八号 昭和二十四年九月二十四日)
御利益のないお守 ニセ物に御注意下さい
近来本教の発展につれ、各地にニセ物が頻々として現れている、下のお守もその一つで未知の入信者に少からぬ被害を与えている。このニセ物は本教のお守りと体裁も全くそっくりでやはりていねいに布地の袋に入れてあり、書体も類似しているが、然しよくみるとさすが霊力が欠けているだけに字に愛がない冷たい感じだ、印判は上に「大光明」下には「天地開明」と押捺してあり、本教のものはそんなしるしと全然違うからこの点特に注意して戴きたい。又本教では全国各分会又は教導所の手を経て入信者には厳粛裡に手交され、ニセ物の如く街で「一般販売」するようなことは全くないから、この点も併せて御注意下さい。
(光新聞三十三号 昭和二十四年十月二十九日)
「光」改題「救世」に就いて
別項の如く、従来の日本観音教団及び日本五六七教会が解散、新しく世界救世(メシヤ)教が創立されたので、光新聞も改名して「救世」となったのである。
(救世四十八号 昭和二十五年二月四日)
観音画像の贋物に御注意
近頃、自観大先生筆観音画像の贋物持歩くものあり、真偽の鑑定依頼の方もあるのでもし今後譲りたしというものある場合は一度本部へ御持参ありたく、右御注意まで。
(救世四十八号 昭和二十五年二月四日)
信者諸君へ御注意
此度、明主様より左記の如き御注意有之充分戒心されたき事。
一、浄霊の場合、決して喫煙してはならない。
一、原則としては一人対一人で、万止むを得ざる場合に限り数人を行ふべきである。以上
(救世五十五号 昭和二十五年三月二十五日)
御注意
各地から、数ある報告を御覧になった明主様は、予期した事とは言ひ乍ら、非常にお喜びであります。唯然し、予想報告は物足りないから、今後は実績報告のみにされたいとのお言葉でありました。又、紫雲英(レンゲ)であるが、これを肥料に使ふ事は不可である、何となれば紫雲英は美しい花で、神様は人間の眼を楽しませる為に、お作りになったものである以上、肥料に使用する事は、天理に外れてゐるからであるとのお話であります。
(救世六十三号 昭和二十五年五月二十日)
信徒諸士に告ぐ
本教信徒の中に、浄霊の場合、医師にかかる事、薬を飲む事、注射をする事等に就て、否定する如き言葉ありやにて、本教の主旨を履き違え、社会の誤解を受くる事は、本教を傷つける結果となる事は勿論、此点充分注意され、決して医療を否定する如き事無きよう茲に重ねて戒意を促す次第である。
尚、従来、明主様御提唱の農法を金肥、人肥を施さぬ故を以て一般に無肥料栽培と通称し来ったのであるが、申す迄もなく本農法に於ては自然堆肥は大いに活用するを以て、無肥料の名は妥当ならず、自然力を尊重するを眼目とするので自然農法、自然栽培等「自然」の名を冠するのが最も適切であり、爾今その様に呼称するよう、明主様より御制定があった故、右徹底せられたいのである。
(地上天国十七号 昭和二十五年十月十五日)
御注意
明主様より左の如き御言葉がありました。
時々聞く事ではあるが、浄霊者が病人に対し、医者へ掛ってはいけない。注射をしてはいけない。薬も服むな。等というのは法規に触れる以上、決して言うてはならないのである。凡ては病人の自由であって、些かも自由を拘束してはならないのである。
(栄光八十四号 昭和二十五年十二月二十七日)
御注意
数カ月前より、本教幹部と偽って、面会を求めたり、又本教の名を利用して詐欺的行為に引掛かり、被害を受けたりする人のある事実もある由にて、それが東京を始め関東方面及び、大阪方面が多いという事に付き、充分御注意されたく、万一疑わしき場合速かに本教に御問合下さる様御注意迄。
(栄光九十三号 昭和二十六年二月二十八日)
御注意
最近全国的に左の如き、悪質詐欺事件が相次いで起って居ります故、各教会主任及び信徒各位に於かれまして充分御注意の程御願い致します。
(その一)
中教会長或は支部長の紹介状を偽造持参し、他教会及び信者宅を訪ねて寄附を口実に金品等を欺取したり、又は色々の品物の註文をさせ其前金を欺取する等の類。
(その二)
甲の教会の信者也と偽称して、乙の教会或は信者宅に行き、宿泊又は旅費等を所望するが如き類。
(栄光百三十号 昭和二十六年十一月十四日)
御注意
最近、みすぼらしい服を着、やつれた恰好をして胸にバッジをつけ、信者の如く装ひ、「栄光」「地上天国」等の「おかげ話」の住所を見て信者を訪ね廻り、教団内部の事情及氏名をよく知っている様な口振りで信用させ、同情を求めて、金品等を乞うが如き事件が屡々起って居りますので、今後信徒各位に於かれましても充分御注意下され問題を惹起せられぬ様御願い致します。
(栄光百三十五号 昭和二十六年十二月十九日)
御注意
先般来、度々御注意事項を掲げて置きましたが、最近某中教会長の偽造名刺を持参し、支部を訪ね「今度此人を中教会の事務員に入れたから、会費、御造営寄附金、入信寄附金等を渡して下さい」と書いた偽造紹介状を見せ、すっかり信用させ、大事な金を詐取(サシュ)して行ったという例や、又、某中教会の信者宅へは世界救世教編集部員なりと詐称し、「大黒様を世話するから」とて相当金額を詐取して行ったという例も御座います。
先般来種々手段を変えて詐欺行為をなす者が各地に出没して居りますので、信徒各位に於かれましては細心の注意を払い、今後斯かる人物を発見次第当局へ引渡されます様、重ねて御注意申し上げる次第であります。
(栄光百四十二号 昭和二十七年二月六日)
注意
浄霊によって、奇蹟的に助かった場合、それを見た医師は驚いて首を傾げ、溜息を吐くと共に、どうして治ったかを訊く事がよくあるが、それに対しありの儘正直に言わない信者もあるようだが、之は大変な誤りで神様を冒涜するものである。信者としては力の限り多数の病人を救うのが目的である以上、本教浄霊の素晴しい治病効果を、出来るだけ多くの人に知らせるのが御神意に叶うのである。それには何よりも医師に分らせる事程効果の大きいものはあるまい。処が其事が徹底的に分っていない為、秘密にしたがるのであろうが、之は以ての外の間違いである。折角神様が大きな御蔭を下さる以上、それをお医者さんに分らせる事が一等である。お医者さんの大部分が判れば、之だけで病気の問題は解決するのであるから、此点よくよく心に停めて今後は精精其方針で進まれん事である。
(栄光百八十二号 昭和二十七年十一月十二日)
注意
別項座談会にもある如く、御守はじめその他の私のかいたものの値は一定しているに拘らず、少しでも多い金を得るとしたら、その分だけは盗みの罪を犯す事になるから、何程一生懸命信仰しても、それだけ御蔭は減る事になるからよく心得べきである。
(栄光百九十一号 昭和二十八年一月十四日)
注意
最近宮崎県延岡市内に於て「世界救世教大建設」というタスキをかけ、善言讃詞を奉誦しながら戸別訪問して廻る男がいるとの事ですが、これは本教とは何等無関係の者であります故、信徒諸賢に於かれましては充分に御注意下さい。
(栄光二百九号 昭和二十八年五月二十日)
御注意
先般七月十七日及び十八日に亘り、ラジオ放送及び東京新聞をはじめとする各新聞紙上に大々的に報道せられたる、埼玉県児玉郡上里村の「同村における本教信者が赤痢患者であったにもかかわらず、そこに他の信者が集合会食せる為、二十一名の真性赤痢が発生し、内一名は死亡した。然も狂信の信者達は医療も消毒も拒否した」云々の記事は、痛く世上の耳目を刺戟し、各方面に御迷惑を御掛けしたる向もあるやと承り、誠に遺憾に存ずる次第であります。
右に就いては、当本部においても係員出張実地調査したる処、事実に相違せる点も多くあり、非常に誇大に誤報され、ことに赤痢菌が、本教信者によって蔓延せしめられたかの如き印象を与えたるは、誠に残念に存じます。
本教においては常にかかる誤解の生ずる事なきを期し、各大中教会、支部を通じ、又本紙及び地上天国誌を通じて注意を促し、苟も法治国民として国法の定むる処に従い又法定伝染病等に対する心構えについては、慎重の上にも慎重を希望している次第でありますが、薬毒に関して充分その害を知る信者としては、不知不識の間に、何時の間にか逸脱の虞(オソ)れなしとせず、以て不測の事態を引起すが如き事あり、本教の発展にも影響する処あるが如きは、明主様の御慈みに対しても誠に申訳のない事であります。
何卒信者各位の慎重なる御配慮を希望する次第であります。
(栄光二百七十号 昭和二十九年八月十八日)
信徒諸士に告ぐ!
本教信徒の中に、浄霊の場合、医師にかかること、薬をのむこと、注射をすること等について、否定する如き言葉ありやにて、本教の主旨を履き違え、社会の誤解を受くることは、本教を傷つける結果となることは勿論で、この点充分注意され、決して医療を否定する如き事無きよう、ここに重ねて戒意を促す次第である。
以上に対し私の所見を述べてみたいと思う。先ず我がメシヤ教は宗教法人として認証され、国法によって保護を受け、信教の自由を認められている以上、法を重んじなければならないのは当然で、医師法に触れるが如きことは厳に慎まねばならない意味は誰しも分ると思う。
処が本教浄霊法は現代医学と全く相異なる立場にたつ治病原理である以上、事実を事実として書いたり喋ったりすることが悪意に解されれば医療否定という事になる。とすれば右の一文に対し一見矛盾を感ずる人もあろうがそうではない。それは本教浄霊法の、他に追随を許さない大奇蹟である。先ず第一に医師に見放された重症患者を起死回生せしめる力の発揮である。しかもそれが入信すれば誰でもできること、疑っても治る事、お説教は第二第三で、直接人間の魂に集中透過し改過遷善できる、人を救えば救う程大きな御神力をいただくことができる、如何なる遠隔僻遠の地にあっても同様奇蹟をいただくことができること等々、無限絶対の力徳の根源でありその発揮であることは論をまたないところである。従って本教浄霊の原理、病理臨床上のことについて人に伝える場合、聊かも先方の意志を無視して強要する必要はないのである。否執拗に繰返すことは、熱心のようであって実は御神意に対する冒涜であると御垂教賜わっている。
次に今一つ重要な事は、最後の時期が迫ってくるとともに救われるものと救われざるものと審判が厳しくなって来ることである。従って本教の話をして分らなかったり、事実に目を背けたり、御神書を見せても分らない人は、時期が来ていないか既に滅びの方に運命づけられているのであるから、如何に救わんとして努力すると雖も徒労に過ぎないばかりか、救われるべき人に対してそれだけ救いが遅れることになるので、この点も厳に戒しめられているところである。
従って問題が起きる場合を振返ってみると、悉く小乗信仰の結果であり、何れも右の御教えに抵触していることは言うまでもない。小乗信仰とは自力本位であるから、如何に本教信者とは言え、否本教信者であるが故に御守護がないと言えよう。我々は、今後如何なる事態が起ろうとも、心を謙虚にし、神の愛を胸に畳んで、正邪善悪の判別力即ち叡智を賜わり進むならば、世に恐るもののないことを一層銘記するのである。
(栄光二百七十九号 昭和二十九年十月二十日)