寸鉄活人 (栄光百十七号)

御盆になると、亡者が来ると昔から曰われているが、生きた方の盲者もウヨウヨ、だが生きてる方も今に、亡ぶの下の目の字がなくなって、本当の亡者となり、彼の世往きとは、アナ情なや、南無阿彌陀仏、クシャ、クシャ、クシャ

諸君、チャタレー事件で、ワイセツだ、イヤワイセツでないといって、公判を開く事何回に及ぶか知れず、処が此費用はみんな人民の血の汗の、税金なんだから、哀れなる者よ、汝の名は日本人民なり、とは如何です

赤い中共青くなって、停戦を申込んで、白ばっくれた事を抜かすので、黒い腹を見破ったアメリカは糞でも喰えと、黄色い屁をひっかけるので、中共は吃驚仰天、唇を紫色にして、ブルブルワナワナ、之では五色ヅクメの苦しみなので、朝鮮(挑戦)駄目だと逃げて来るだろうから、神様は御望み通り、真ッ赤に焼いて火葬にしてやるよ、之が火の洗礼ちうもんだ、分ったか

成程、蛆虫人間が殖える筈だよ、糞を吸った米を食っているんだから、とは悪口でも何でもない事もあるまい

(栄光百十七号 昭和二十六年八月十五日)