寸鉄 (光新聞二十六号)

共産党の暴力これは、墓穴を掘る一鍬だ

薬によって病気が増える、人肥、金肥によって、痩土となる、とすれば、どちらも人間歴史の禁断の果の実だ

後から後から、迷宮入り事件の出る事よ、迷宮も、最早満員だらう

一生懸命愛されないようにしてゐる共産党ではある

浅右衛門殿、お役目御苦労で御座る

日本は無人電車、アメリカは無人飛行機

集団スリ、集団結婚、集団強盗、集団赤痢等々、何と日本は集団ばやり

警察力が足りないんじゃない、犯罪が多過ぎるんだよ

マルクス如来、レーニン菩薩を拝む、共産新興宗教

無神宗教としての共産党信者

保守連合、出来そうで出来ない、出来ないようで出来そう

医学が進歩して、名優が次々、死ぬ、もう一層進歩したら、日本には劇がなくなるとさ

引揚抑留者の無言の行、共産党にも禅があるとみえる

(光新聞二十六号 昭和二十四年九月十日)