明主様御言葉(昭和二十九年六月五日)

ずいぶん若くなってるよ私の方は--メシヤ降誕と言ってね、メシヤが生まれたわけです。

言葉だけでなく事実がそうなんですよ。私も驚いたんです。生まれ変わるというんじゃないですね。

新しく生まれるわけですね。

ところが、年寄りになって生まれるのは変ですが、いちばんおもしろいのは、皮膚が赤ん坊のように柔かくなる。

それからこのとおり、髪の毛が生まれたと同じような--床屋がこれを見て、子どもの頭髪だと言うんです。

だんだん白いのがなくなって、黒いのばかりです。いまに黒髪になりますよ。

だから、神様はおおいに若返れと、そして、仕事をしなきゃならんというわけなんです。

それで、今度のことについては、もう奇蹟っていうどころじゃない、奇蹟以上の奇蹟がたくさんあったんですけども、さしつかえない点だけはだんだん発表します。

それで、このメシヤというのは、世界中で最高の位(クライ)なんです。西洋では王の王ということになってますが。

キングオブキングスと言ってその位をもってるんです。

だから、私が出てはじめて人類は救われるのです。たいへんな事件なんです。

それで、いろいろ話がしたいけれども、何しろまだ生まれたての赤ん坊なんですから、あんまり面倒くさいと嫌で、簡単に、要点だけを話をしたつもりです。

また、この十五日にもっと詳しい話ができると思いますので、きょうはこのへんにして--。

(昭和二十九年六月五)