著述編

栄光

医学の革命

私は神の命によって、人類救済の大業を日夜力の限り遂行しつつある事は、今更言う迄もないが抑々人類を救うべき其根本は、人類残らずを霊肉共に健康体にする事である。之さえ成功するとすれば、私の唱える病貧争絶無の世界は必ず実現するに決っている。いつも...
栄光

一種の罪悪

私はいつもいう通り、常に邪神と闘っているが、此具体的表われとして、私が力の限り悩める人を救い、不幸に沈淪している人を幸福な境遇に導くべく、筆に口に霊的活動に専心努力しているに拘わらず、一方には私の此仕事が癪に障って堪らないらしい人がある。此...
栄光

医学迷信

現代医学が、如何に素晴しい迷信であるかは、吾々にして初めて言い得ると共に、一日も放っておけない重大問題である事を叫びたいのである。処が之に輪をかける事実は、唯物医学と吾々の宗教医学とは、テンデ比べものにならない程の異いさで、月とスッポン処で...
栄光

インテリの不具者

之は些か言い難い話だが、現在のインテリゲンチャは、一種の不具者と私は思っている。いう迄もなく、信者は知っているであろうから、茲では未信者を相手としてかいてみるが、現在のインテリ階級の思想を検討してみると、唯物神の信者である事は言うまでもない...
栄光

今の医学

今日の医学は、赤裸々にいえば、病気の治る医学ではない、治ると思う医学である。否治ると思わせる医学であって、それ以上の何物でもない。成程人間の身体を研究材料として、病気の治る医学を発見しようとして努力はしているが、仲々思うようにならないのが事...
栄光

本教の強味

標題の如く、他の如何なる宗教にも見られない強味を、本教は有(モ)っている事で、それを今茲にかいてみよう。という其主なる点は経済面である。普通宗教と言えば、昔からその宗派なり団体なりを維持運営する為の費用は、全信徒からの寄附によるのは勿論であ...
栄光

私は威張る

というと恐ろしく、慢心していると思うであろうが、先ず心を冷静にして、此先を読んで貰いたい、それは私の抱負と仕事である、私の目的は言う迄もなく、此世から病人を無くす事、貧乏をなくす事、犯罪者を無くす事の三つである、処が、之は単なる念仏ではない...
栄光

天国的宗教と地獄的宗教

世間宗教とさえいえば、其信仰者は精神的にも肉体的にも、多大の恩恵を蒙り、安心立命を得て、幸福な家庭が作れるものと信じ、それにつれて社会も国家もよくなり、此世は天国楽土になるという理想も目標として、一意専心拝んでいるのは衆知の通りであるが、茲...
栄光

医師は本教の協力者

此題を見たら一寸吃驚するだろう、然し読むに従って、之は本当の理屈であるから、成程と思うであろうし、此事も知っておく必要があるから、思い切ってかいたのである。之は世の中の人は、誰でも知らない人はない位に、医学では仲々病気は治らない。成程一時は...
栄光

第三次戦争は免れる事が出来る

今最も世界人類が脅威の的とされているのは何といっても第三次世界戦争であろう事は、今更言う迄もない。現に日本は固より、全世界の識者という識者は、夫々の立場から之を防止すべく、全智能を絞って筆に口に論議しつつあるのは、人皆知る通りである。処がど...