著述編

光新聞

憐むべき現代人

今蜜柑が出盛ってゐるので大抵な人は喰ふであらうが、之に就て注意すべき事がある。それは医学では蜜柑は実よりも皮の方が栄養があるとしてゐる。即ち皮にはヴィタミンのA、B、Cが全部含まれてゐるからといって推奨するのであるが、之等も実に間違ってゐる...
光新聞

恐怖を除く

吾々の目標とする処は、常に言う如く人類救済にあるのである。としたら、人類救済といふ事は一言にして言えば、人類社会から一切の恐怖を除く事である。勿論その最大なる恐怖としては病気であり、貧困であり闘争である。右の三大恐怖の中その主座を占めてゐる...
光新聞

本教を認識せよ

世間の評判によれば、本教は頗る多額な収入があり、教祖初め幹部は豪奢な生活をして居るとの事である。これに就てその噂の出所等その真相を発表するのも無駄ではあるまい。抑々右の如き噂の源はといえば、昨秋当時の新聞を賑はした彼の脱税問題の際、朝日紙が...
光新聞

日本文化の特異性

日本人諸君に対って大いに言いたい事がある。といふのは、日本の国柄と日本人としての特異性である。之が心底まで判ったとしたら決して敗戦や亡国のような悲惨な運命にはならなかったのである。よく自分を知るという言葉があるがそれを推ひろめて自分の国を知...
光新聞

読売紙から謝罪文 市長さらに抗議す

市長の抗議文に対し読売紙から謝罪状が来たというので、此欄へ掲載の予定で市長にその由を通じた処、市長のいうには「読売社より光紙へ掲載されないようにと言われたので、今の処待ってもらいたい」との事で、遺憾ながらその通りにしたから、読者も諒されたい...
光新聞

新聞倫理に反す読売紙 公器性を反省せよ 八点の事実無根の報道

本教団の飛躍的な発展とともに“大樹に風”のたとえ、これをねたむ者、何らかの為にせんとする者によって色々な中傷ざんぶが目立ってきた。特に天下の大新聞と自他ともに許している読売新聞社が本教団再三の反ばくにも関らず、またまた十四日付の紙面に意識的...
光新聞

暴露の暴露

霊感によれば読売紙は観音教団をどうしてもぶっ潰すのだという。それが為、熱海支社に命じ、本教に関する如何に些末な事でも出来るだけ報告せよという事である。又、病人を探して、本教によって被害や死亡したというような記事になる材料を何とかしてみつけろ...
光新聞

気狂じみた読売新聞

読売紙が相当以前から、何の怨恨があってか、或は何等かの目的があってか、本教に対し次々馬鹿馬鹿しいデマ記事を掲載し、相当紙面を塞げてゐるが、洵に不可解といふべきである。再三再四の挑戦に対し、相手にはなりたくないが、ともかく大新聞といはれてゐる...
光新聞

夜の終り近づけり汝等悔改めよ

大聖キリストの曰った「世の終り近づけり汝等悔改めよ」と、又一面「天国は近づけり汝等悔改めよ」との此二つの警告は此意味を本当に説いたものは未だ曽つてなかったようである。勿論時期到らなかった為でもあるが、私が常に言う処の今日迄は夜の世界であった...
光新聞

真の救ひとは何ぞや

今日批判者の極っていう言葉は本教が宗教でありながら、治病に専念するというのは間違っているというのである。然しよく考えてみるとこんな訳の判らない話はない。何となれば右のような批判者の考え方は宗教なるものは精神的方面のみの救いで、物質方面は宗教...