著述一覧(未発表)

岡田先生療病術講義録

胃病

今日、胃病といふ病気になるのは、殆んど全部が薬の中毒といっていい位であります。消化不良とか胸焼、胃酸過多、アトニー、胃痛などいろいろありますが、原因は一つで、最初は食物がもたれたり、不消化であったり、胃が痛んだり、胸が焼けたりする。然らば、...
岡田先生療病術講義録

心臓

之から心臓の事に就てお話致します。よく心臓が悪いといふ患者を査べてみると、本当に心臓の悪い人は滅多にないのであります。心臓の異常は脈でみるのが一番いい。何病でもそうですが、リョウマチスとか神経痛とかは脈を診なくともいいのですが、内臓に関係の...
岡田先生療病術講義録

肺炎

之はよくある病気ですが、診査も至極簡単であります。肺臓の下部即ちちょうど「乳の下」に当る個所、そこへ膿が溜る。即ち「痰」が溜るんであります。手をあてると「乳の下」だけが特に火のやうに熱いので、すぐに判るのであります。症状は、喉がぜいぜいいっ...
岡田先生療病術講義録

乾性肋膜炎

之は水が溜らぬもので、水は溜らぬが、湿性と同様に膜間に空虚が出来るので、非常に痛むのであります。此の痛みは、膜と膜とが「離れる為の痛み」と「擦れる痛み」とであります。 之は、一週間位で全治致します。然し、乾性肋膜は極少い病気で、よく、「乾性...
岡田先生療病術講義録

化膿性肋膜炎

之は湿性肋膜炎で水が溜るやうに、その個所に膿が溜るのであります。最初から膿が溜るのと、湿性肋膜が長引いて化膿性になるのと両方あります。 普通、悪性とされてゐますが、吾々の方では、とても治りいいのであります。随分ひどいのも治るのであります。「...
岡田先生療病術講義録

湿性肋膜炎

之は「水」が溜るので、その「水」といふのは尿であります。ですから、発病して水が溜る際には尿の量が一時非常に少いのであります。発熱は大抵三十九度台が普通で、四十度を越す事は滅多にないのであります。 最初は非常に痛む。之は水が溜る為、膜に間隙を...
岡田先生療病術講義録

肋膜炎及び肋間神経痛 肋膜炎

此病気は、肺の外部に肺を包んでゐる膜があります。その「膜と膜との間」へ水が溜り、又は「高熱」を発するのであります。肋膜炎には、湿性、乾性、化膿性の三種があります。一番多いのは湿性肋膜炎であります。(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)
岡田先生療病術講義録

肺結核及び喘息

中体の主要機関は、何といっても肺であります。右肺は大きく左肺は小さい。それは、心臓が左にある為で-心臓は日に相応し、肺臓は月に当る事は前にお話致しました。症状としては、微熱又は高熱、咳嗽、喀啖、血啖、喀血、食欲不振、下痢、盗汗、息切、疲労、...
岡田先生療病術講義録

中体の上部・中部

中体の上部と中部は、病気が関聯してゐますから、上中一緒にして説明致します。(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)
岡田先生療病術講義録

癲癇

癲癇には二種類あって、体的と霊的とあります。先づ体的原因からお話致しませう。延髄附近に水膿溜結する為、脳へ送流される血液が阻止される。それが強烈な場合、血液が中断される事がある。其瞬間癲癇症状を起すのであります。此症状は、膿結溶解によって容...