著述一覧(未発表)

岡田先生療病術講義録

嗜眠性脳炎、脳膜炎、脊髄膜炎

嗜眠性脳炎の原因としては、毒血ばかりでなく、膿も混ってをります。ですから、脳溢血とは全然違ふ。脊柱の頂部から三分の一辺に、大抵の人は多少膿が滲出してゐるもので、その酷いのが脊髄カリエスであります。脊柱を見ると、そういふ人は其個所が窪んでゐる...
岡田先生療病術講義録

脳震盪

よく高所から墜ちたり、転んだりして脳震盪を起す事がありますが、脳震盪でも嘔吐さへなければ脳の内部は異常がないので、若し嘔吐が頻繁にあれば内出血した事になり、生命は覚束ないと見るべきであります。二、三回の嘔吐ならば内出血が少いので、生命の危険...
岡田先生療病術講義録

脳溢血

原因は、頸髄から延髄へかけての両側に「毒血」が溜結するんであります。之は、毒血の沢山ある人が、頭脳を多く使ふのが原因であります。近代人は肉食を多くする為毒血が殖へる。そこへ頭脳を多く使ふからそれへ向って神経が集注し、それが為毒血が溜結するの...
岡田先生療病術講義録

精神病

此病気の原因は、最初は不眠症からであります。不眠症は先づ精神病の一歩手前と言ってもいいのであります。従而、後頭部の水膿溜結を溶解すれば眠れる様になりますから、眠れさへすれば精神病は治ってゆくので、吾々の方では精神病は必ず全治するのであります...
岡田先生療病術講義録

不眠症

此病気は、後頭部の左右に頗る頑固な水膿溜結が出来るので、まるで竹筒のやうであります。普通治り難いとされてありますが、本療法に依れば順調に全治するので、軽症で一週間位、重症一ケ月位であります。此の病気の慢性症は睡眠剤中毒に因る事が多いのであり...
岡田先生療病術講義録

眩暈

此症状の原因としては、図の如く、首の付根の太い筋にゴリゴリがある。之が頭脳への血液送流を妨げるのであります。今一つは、前額部全体に毒血が滞溜し、其部に微熱を持つ為であります。本療法に依れば、軽症一週間位、重症二三ケ月位で全治するのであります...
岡田先生療病術講義録

頭痛

頭痛には、全体的頭痛と偏頭痛と、前頭部頭痛と後頭部頭痛とがあります。原因は、毒血に因る場合と脳貧血に因る場合と二通りありますから、毒血の方から先にお話致します。此症状は、世間非常に多いもので、時々痛む人と慢性的に休みなく痛む人とあります。原...
岡田先生療病術講義録

上体の上部

右の図の如く三段に分けて、又其一段を三段に分ける。 先づ上体の上部から説明致します。即ち脳からであります。そして医学の方と吾々の方との説明は大変違ふ事があるかも知れませんが、それは治療に当って自ら会得するより致し方ないのであります。然し便宜...
岡田先生療病術講義録

人体の分類

西洋医学では、内科と外科、婦人科、小児科、其他何々と別れますが、便宜上、こちらでは三段に分けます。(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)
岡田先生療病術講義録

患者取扱

今晩から愈々個々の病気の事に就ての御話になります。其前に先づ最初、患者を扱ふ上に於て参考になる事をお話致しますが、医者の方では大体打診、聴診及び五指の圧診であります。聴診の方は音を聴く訳で大体肺病のラッセル(ゼーゼーした音)などを聴くには都...