結核の革命的療法

結核の革命的療法

病気とは何ぞや 寒冒

人体を物質と見做して、唯物療法を進歩させて来た医学は、どの点に最も欠陥があるかを、順を逐うてかいてみるが、それに就ては先づ、実際の病気を取上げて説明してみるのが、最も判り易いからそういう事にする。先づ、人間として、何人も経験しない者のない病...
結核の革命的療法

医学の解剖

私は前項迄に、医学の誤謬を大体かいたつもりであるが、尚進んで之から鋭いメスを入れて、徹底的に解剖してみよう。と言っても別段医学を誹謗する考へは毫末もない。只誤りは誤りとしてありのまま指摘するまでの事であるから、虚心担懐になって読まれたいので...
結核の革命的療法

序文

此著は、私が目下執筆中の、「文明の創造」の第一章「科学篇」中の、医学の一項目から結核に関したもののみを抜萃したのである。という訳は、近来結核問題が非常に喧しくなって来たからで、結核漸増の傾向は、此儘では到底済まされなくなったからである。今日...
結核の革命的療法

結核の革命的療法

・序文・医学の解剖・病気とは何ぞや 寒冒・肺炎と結核・肺患と薬毒・結核と精神面・自然を尊重せよ・結核と特効薬・栄養・病原としての細菌・無機質界・霊主体従・無機から有機へ(昭和二十六年八月十五日)