キリストの再臨

二千年の後黄金の国にキリストが再臨すると予言してあります。黄金の国とは日本の事である。人の顔を見れば日本人は黄金色をしているのである。支那人は青金の色であり、日本の地下には金が沢山ある。その霊気により黄色となるのである。

キリストとイエスと一度に再臨するとある。キリストはイエスの父なのである。イエスでは世界統一は出来ん。二千年前ですら出来なかったのである。国常立尊が一度世界を統一した事がある。

今イエスが現われて罪を贖った処で赦すことが出来んから、何程出ても無駄である。観音会のことを世界で知ったら驚く事である。今度は本当に金剛力を持った神様が出て今迄の世を救うのである。而も罪を赦す権力を持って出られるのである。

神様が仏に化して外国へ行ったから仏になったのだ。

物は外郭であり心が中心である。
神様が外国へ行って仏になったのだから、日本へ帰れば神様であらねばならない。神仏を逆にすれば仏神であるから、逆(釈迦)の教である。

外は空で中が魂であるから、人の事を「カラ魂」と云うのは肉体と魂を言うことなのである。空っぽへ霊が止るから霊止(タマシ)というのである。霊体がくっ付いていなければいけない。離れては開く事になる。八の字である。霊は左にして体は右である。

今迄は仏神であったが三段となり、仏神に伊都能売が加わって仏、神、伊となったのである。この三段が区別があって無く、又無くてあるのが今後の事である。

中心が天皇其の上が伊都能売大神その外が神で仏は滅するのである。
此の図を縦に見れば左図の如くである。

又斜に見れば、

大東京が十五区から三十五区になったのである。
海を埋めて丸くなるのであるが是は今後の事である。市役所が月島に移転する等の問題もこの為の御経綸である。


統一が成る事になれば、今迄は土でなく泥であったから固らずにいたのである。その為地震があったり、何かしたのである。今後に於て完成する時初めて地となるのである。地となれば地震や色々の災難も無く地上天国となる。

(昭和十年八月五日)