無神論のカチカチ遂に往生す

この人位無神論者の代表者ともいうべき人は珍しいと思う。処がこんな人でも長い期間何だ彼んだと言いながら、遂に信者となり、人助けまでするようになったのだから神様の力の如何に偉大であるかがわかるであろう。しかしながらこのような人は、世の中には沢山あるから、そういう人でもこれを読んだら、くすぐったいであろう。この例によってみても、本教が将来如何に大きな宗教になるかは想像がつく筈である。というのは最初から信じなくては、御利益を頂けないという在来の宗教との格段の異いさのあることを認識して貰いたいのである。

反対の旗頭の異名

(本文省略)

(栄光百九十三号 昭和二十八年一月二十八日)