本教が常に唱える処の、唯物療法では駄目で、どうしても霊的療法でなくては、本当に治らないという事の実例として、左記のおかげばなしは、よくそれを物語っている。それは尿が閉止した病気で、其苦しみは大変なもので、原因は膀胱から尿道へ通じる口元に、血液の塊りがつかえたのであるから、一寸考えると、機械で除ればよさそうに思うのであるが、いくら熱心に行っても、何の効果もなかった処、一度浄霊するや、忽ち血塊が溶けて排泄され全治し、全く九死に一生を得たのであるから、本教浄霊の偉効たるや、実に世界に誇るべき医術であらう。
膀胱内の凝血一夜で排出
(本文省略)
(栄光百十号 昭和二十六年六月二十七日)