寸鉄 (救世五十二号)

読売紙の社長以下、幹部三人、今日辞職、明日取消しとは、表六玉みたいだね、何れ又辞職するだろうが、序に此世を辞職したら如何です

寸鉄のネタが尽きた頃、新規にネタを出してくれる御親切にはお礼をいうよ、告別式にはゼヒ伺いますよ

おかげで本教を馬鹿に問題にしてくれる読売紙の為に、だんだん大きくなるので、そのお礼に一億円ばかり小遣を上げますよ、ユスラれたと思って

読売紙、自観先生の妻君は、病気の時薬を服むという、之は医師法違反を救ってくれるんだから、空貨一千万のお礼を上げよう

本教が病人や死人の多い事、薬を用いる事の記事を読んで、全国の医師会や薬や、やれやれ安心したよ

読売紙嘆じて曰く「いくら嘘や出鱈目を巧くつくって攻撃しても救世教の奴チッとも屁古垂れないとは確かに神様に違いない、是非一つ信仰してみようかな」と言ってるとサ

読売君、首を捻って曰く「病人や死人続出、教主夫妻病気、数人の子供全部不具者、信者は財産や生命まで失う、信者の病気は救えない、然るに信徒五十万以上で益々増加するとは、どうしても判らない、処がオレの方は邪教征伐のような立派な事をしてい乍ら、財政はピーピー社長も幹部も生きるか死ぬかの瀬戸際-とは、いよいよ判らない、一ペン死んで生れ代らなければ判らないのかな、○○は死ななきゃ治らないというのは、まさか俺達の事じゃあるまいな」

(救世五十二号 昭和二十五年三月四日)