岡田先生療病術講義録

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霊と体の法則

霊に体が従ふ事は、万物の法則であります。従而、霊を治す事によって体の病気は治るのであります。たゞ然し、霊の病気が治って、直に体に映る人と、遅く映る人、例へば半日か一日位かゝる人があります。之は曇の多い少いの関係であります。 よく痛い痛いと唸...
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毒血と膿

次に、毒血と膿でありますが、之は陰陽の如きものであります。然し、毒血は膿になるが、膿は毒血にはならない。ですから、毒血の浄化されたものが膿で、それは断えずどこかへ溜るので、婦人などは腹部へ溜りやすく、それが自然浄化によって溶解され、白帯下(...
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肺結核増加の原因

風邪が解熱剤其他の物的療法によって、一旦解熱したように見えても、実は水膿溜結はそのまま残されたのであるから、人間の浄化作用は再び発熱によって溶解しよふとするのであります。且つ其後に幾分加はった膿と相俟って発熱は漸次執拗を増すのでありますが、...
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風邪

それで、霊体が始終浄化作用をされるに従って、その曇即ち毒素が、何れかの部分に集注されて体外へ排除されようとする。それでその「毒素の集注個所」は一定しておりませんが大部分は(頸部)へ集るのであります。何故、頸部附近へ集溜されるか-といふと、そ...
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病気は浄化作用

先づ人体なるものは、如何なる要素によって成立してゐるものであるか-といふと、人体は物質ばかりではないので「精霊と物質(肉体)との二元素の密着不離の関係」によって生を営んでゐるのであります。図に表はしてみませう。今言った通り、霊体と肉体とはピ...
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病原の解釈

「病気の本体」といふと『病気の原因と病気現象一切』をひっくるめていふのですが、それに就て、今日行はれてゐる種々の解釈を述べてみませう。先づ西洋医学の方では、大体『細胞の衰弱説」であります。何故、細胞が衰弱するか-といふと-人間の不摂生や環境...
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病気治療の原理

前述の理によって、実験上、病気に罹るやそのまま放置しておけば、十中八九は順調に治るものであります。それは全く「浄化作用」であるからであります。唯其際本療法を行へば、浄化作用を促進さす事によって、苦痛は軽減し、自然療法で一週間かゝるものなれば...
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病気発生の原因

前述の如く、本療法は実に霊医術であり、特に「心臓医学」とも謂ふべきもので、心臓が根本になるんであります。そして前にも、お話致した通り、病気が発生するといふのは霊的原因としては、自己の邪念や不純行為により、魂に曇を生ずるからであります。茲で、...
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(六)内臓の三位一体

次に、胃と肺と心臓との関係を検討してみますと-今日迄のあらゆる医術では「月と土」に相応する関係上「胃と肺」に関しては、相当に研究されて来たが『心臓』の事は、あまり徹底されなかったやうであります。今日迄の解釈でゆくと-肺臓の呼吸運動によって、...
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(五)人体の構成

人体の構成はヤハリ「火、水、土」の三原素から成っております。地 土……筋、骨、肉、皮-等に相応する月 水……血液、漿液等(水分は人間の身体の約七割に当るといふ)日 火……精霊体血液は、赤血と白血とに成っております。赤血は「日の霊素」から成り...