一、世界人類の教育者たるべき事。
二、其の教義は世界的にして人類に光輝を齎すものなる事。
三、其の知識は天性自湧的のもので、後天的にあらざる事。
四、あらゆる賢哲の疑問に明答を与え、人類至難の問題を解決し、一切の迫害と苦痛を甘受すべきものたる事。
五、歓喜の給与者にして、幸福の天国の報道者たる事。
六、無限の知識を有し、其の知慧は理解し得べきものなる事。
七、言説徹底し、其の威力は最兇悪なる敵をも打伏し能ふものたる事。
八、悲哀と厄難は彼を悩(ナヤマ)すに足らず、其の勇気と決断は神明の如く、而も日を逐い堅実と熱烈を加うる事。
九、世界共通の文明建設者にして、各宗教の統一者であり、世界平和の確定者であり、且世界人類の最も崇高卓絶せる道徳の体験者たるべき事。
汝右の条件を具備せる者を見出せば、其の時こそ世は彼に指導を受け、光明を被る事を得る。
是に対し私は次の如く補足しました。八項目次の如し。
(昭和十年八月五日)