注意

浄霊によって、奇蹟的に助かった場合、それを見た医師は驚いて首を傾げ、溜息を吐くと共に、どうして治ったかを訊く事がよくあるが、それに対しありの儘正直に言わない信者もあるようだが、之は大変な誤りで神様を冒涜するものである。信者としては力の限り多数の病人を救うのが目的である以上、本教浄霊の素晴しい治病効果を、出来るだけ多くの人に知らせるのが御神意に叶うのである。それには何よりも医師に分らせる事程効果の大きいものはあるまい。処が其事が徹底的に分っていない為、秘密にしたがるのであろうが、之は以ての外の間違いである。折角神様が大きな御蔭を下さる以上、それをお医者さんに分らせる事が一等である。お医者さんの大部分が判れば、之だけで病気の問題は解決するのであるから、此点よくよく心に停めて今後は精精其方針で進まれん事である。

(昭和二十七年十一月十二日)