謀略的ユスリ 埼玉・福島両県下における本教中傷事件

最近、左記の如き事実あり、本教に於ても適切な処置として左の如き印刷物を関係各方面はもとより、埼玉福島両県下の警察署及び新聞社に郵送したのである、故に同県下の信者各位は意を安んぜられたいのである、又問題の中心人物はよく判ってゐるが、徒らに事を荒立てるのも本意でないから、彼等の自省をまつ事とするが、万一依然として本教に被害を与えるとすれば、止むなく断乎たる処置を執るであろう。

急告
近来、主に埼玉県及び福島県を中心として本教浄霊に関しての虚構と捏造の記事を作製し其地方の各新聞に掲載すると共に、一方官憲を動かし、本教信者を留置取調べる等の手段を以て本教の信用を傷つけ、本教が社会に有害なるが如く思はしめ、一方当局の重要方面にも働きかけると共に、或人物を通じて近く本教に対し当局の大弾圧があるによって、その対策を講ぜざるべからずとなし、暗に多額の運動費を支出せしむるよう申来る等、その手段の悪辣なる驚くべきものがある、右に就いて当局の厳重なる取調べと是非の判定に誤りなきよう切に要望するのは勿論、読売の如き大新聞が彼等に買収される事なきよう警戒されたいのである。尤も事実と相違する記事は断乎たる手段を執る事は勿論である。

(昭和二十四年九月二十四日)